2日、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』（AbemaTV）が放送された。
「平成が終わる前に聞いてほしい！ 昭和ムチャクチャ列伝SP」と題した今回の企画では、「昭和の濃い部分」をよく知るゲストとして、吉田豪、愛甲猛、安田理央、村田らむがスタジオに登場。現在では考えられない昭和ならではのムチャクチャなエピソードについてトークを展開した。
「昭和のムチャクチャな人物」として吉田が名前を挙げたのは、今年9月に惜しまれつつ亡くなった樹木希林。吉田は「人生で一番大変なインタビューだったくらいの人」とのことで、10年ほど前に樹木に行ったインタビューを振り返った。
吉田によると、樹木はインタビュー中の撮影を本気で嫌がったり、自身の発言が単行本などで世の中に残ることを拒絶。吉田の絶妙なフォローも「私は冗談で言ってるんじゃないよ」とバッサリ斬り捨て、終始ピリピリとした雰囲気を漂わせていたという。
しかもインタビュー前には、吉田の著書の帯に「相手のことを相手より知っているインタビュアー」と書いてあることを知った上で「私の知らない話が出てくるのを楽しみにしてますよ」とプレッシャーをかけてきたのだとか。
さらにインタビューが1時間ほど経過したころに、「まだ私の知らない話が出てこないんですけど？」と揺さぶりをかけてきたという樹木。思わず井戸田潤は「怖ぇー！」と悲鳴を上げたが、結局そんなテンションのままトータル4時間半もインタビューさせてくれたそうで、吉田は「サービスはしてくれるんですよ、本当に。何でも答えてくれるし、いい人ではある。ただ怖いんですよ」と証言する。
他にも夫・内田裕也を鉄パイプでボコボコにしたという驚きのエピソードなど、プロインタビュアーの肩書きを持つ吉田ですら戦慄する、一筋縄ではいかない樹木の人物像が明かされた。
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（C）AbemaTV
