10月9日に放送されたお笑いコンビ・千鳥がMCを務めるAbemaTVのバラエティ「チャンスの時間」で、今注目の若手お笑い芸人4組がロケのオープニングトークをどれだけ長く続けることが出来るのかを実験するドッキリ企画が行われた。

ドッキリにかかったのは、渋谷系チャラ男コンビのEXIT、伝統芸能備中神楽をツッコミに取り入れた東京ホテイソン、アメリカのアニメをモチーフに漫才をするさすらいラビー、そしてネガティブキャラが売りの宮下草薙の4組だ。
4組の芸人たちは、バラエティでお馴染みの商店街ロケに挑戦した。それぞれロケのオープニングを盛り上げようと持ちネタを披露するも、なぜか空回り。それもそのはず、共演していたアイドルグループ・幻.noと現場にいたスタッフは、必要以上のリアクションを取らないように仕込まれていたのだった。ロケとは思えない無残な空気に、芸人たちは次第に心が折れていってしまった。ドッキリであることが明かされると、芸人たちはホッとしたような表情で笑顔を浮かべていた。改めてVTRを確認した芸人たちは、「周りが敵に見えた」「本当にヤバかった」と口を揃え、スタジオを盛り上げた。
中でも放送事故級の失態を見せてしまったのが、ネガティブキャラが売りの宮下草薙だ。ドッキリ以前に草薙は、不慣れなロケに混乱し、話を振られても黙り込んでしまった。その様子に業を煮やした宮下は、「おい、(キャラの)ネガティブなことを言えよ」と本気で注意。草薙も、「ネガティブなことを強要しないでくれ」「カメラ回ってるのに怒るなよ」とガチモードで反論をし、現場は重たい空気に包まれた。ドッキリであることを告げられると、宮下は、「ドッキリじゃなくても俺ら終わってた。キャリアが終わってたよ」と言い捨て、スタジオを盛り上げた。
この模様をモニタリングしていた大悟は、「後手に回ったってことやな。カメラ切ってもらえないと、ボケは修正できないんよな?」と調子の悪かった草薙をフォロー。草薙は、「あの後、マネージャーさんにロケNGにしてもらいました」とネガティブ発言で笑いを誘っていた。
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