14日、俳優の瀬戸康史(30)が東京・ブックファースト新宿店にて行われた自身のアーティストブック『僕は、僕をまだ知らない』発売記念イベントに登場。今年1月期に放送されたドラマ『海月姫』(フジテレビ系列)出演時に女装男子“蔵子”を演じた際の裏エピソードを告白した。

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 8年ぶりとなるアーティストブック『僕は、僕をまだ知らない』には、今年30歳を迎える瀬戸の俳優とは異なる等身大の写真が満載。ドラマ『海月姫』で瀬戸が演じた鯉淵蔵之介が扮する“蔵子”の撮り下ろしポートレートや、自身が創作した物語&イラストによる絵本『小さな神様』なども掲載されている。

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 記者会見では『海月姫』での役作りを振り返る一幕も。撮影時は女装姿を披露しなければいけなかったため、瀬戸は食事制限によるダイエットを敢行。6kg減量し、身長174cmで50kgという体重だったそうだ。「あのときは本当に食べることって大事なんだな、って思いました。やっぱりしんどかったですもん。でも、その分みなさん『キレイキレイ』って言ってくれるから、キレイになりました(笑)」と振り返った。

 今回のアーティストブックにも“蔵子”として登場しているが、女性らしく美しく写るポイントは「手とか骨格は男なので、それをいかに髪の毛とか服装で隠すか」とのこと。「できるだけ修正はしたくないので。修正したら違うものになっちゃうので。修正しないで、いかにキレイになるか」とそのこだわりっぷりを明かす。

 “蔵子”を演じたことでメイクも上手くなったのか。記者からそう問われると、瀬戸は「化粧はしてもらっていたんですけど、化粧ノリがよくなってきました。あとストッキング履くのがすごく早くなりました。2、3分かかってたんですけど、ものの10秒くらいでシュンって履けるようになりました(笑)」と語り、会場の笑いを誘っていた。

 瀬戸康史アーティストブック『僕は、僕をまだ知らない』は10月17日(水)発売される。

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写真:野原誠治

テキスト:堤茜子

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