「ああっ女神さまっ」ベルダンディー役や「キャプテン翼」大空翼(少年時代)役などで知られる声優の井上喜久子が、実娘である井上ほの花が声優デビューしたことへの思いを明かした。
![井上喜久子、愛娘が声優デビューした思いを明かす……緒方恵美「ぶっちゃけ共演ってどんな気持ちですか?」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/5/b/724w/img_5bd52e4b7b551b43d89c5ede2782abb8440499.jpg)
声優の緒方恵美と内田彩が月曜MCを担当しているAbemaTV「声優と夜あそび」10月15日放送回に、井上がゲスト出演した。今年20歳になった娘の井上ほの花は、2016年3月に声優デビューを果たした。「ほの花さんから『同じ道に進みたい』と言われたときのお気持ちは?」という質問に、井上は、「この世界って楽しいこともあるけど、大変なこともあるから心配だし、そんなに甘い世界じゃないし。だから、『やりたい』って言われたときは、すごく心配だったけど、ひとつ思ったのが、『どんなお仕事をやりたいって言われても絶対心配だな』ってこと。どんなお仕事にもそれぞれ楽しさも大変な部分も心配もあるから、やりたいって言うなら、やらせてあげたいなって気持ちかな」と当時の心境を明かした。
声優として母娘共演したこともある。緒方が「ぶっちゃけ共演ってどういう気持ちですか?」とたずねると、井上は、「一緒のスタジオに呼んでいただくことが何度かあって、そのたびにちょっと胃が痛くなるみたいな……。画面に向かってしゃべっているのを後ろから見て、『そこ、気持ちもっと大きく!』と思っても、スタジオ内で言えないじゃない? だからもうドキドキだね、毎回」と返答。母親の顔をのぞかせた。
井上は、「1歩1歩のお仕事を大切に、少しずつでもいいから成長して、作品とかキャラクターに恩返しできるようになってほしいな。『大きな役をやってほしい』とか全然そんなのじゃなくて、どんな役でも心をこめて誠実にやってくれたらいいな」と声優として娘に期待することを語っている。
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