18日、テレビ朝日本社で『ミュージックステーション』の新サブMCお披露目会が行われ、入社1年目の並木万里菜アナウンサーが就任することが発表された。
会見には、下平さやかアナウンサー、武内絵美アナウンサー、堂真理子アナウンサー、竹内由恵アナウンサー、そして前任の弘中綾香アナウンサーら歴代のサブMCも登場。“Mステカラー”である青色の衣装を身に着けた先輩に対し、真っ白な衣装で登場した並木アナは緊張した面持ちで意気込みを語った。
サブMC就任を聞いた時の心境について、「頭の中が真っ白になって心臓が2、3秒止まった気がしました。それくらい衝撃的でした。恐れ多いことだなと思ったのですが、『これは大変光栄なことだよ。頑張れ』と背中を押され、頑張っていこうと思いました」と語った並木アナ。家族に伝えた際は反響があったといい、「母と父に連絡したら『ウソでしょ!信じられない』と返ってきまして。母は松田聖子さんの大ファンなのですが、『聖子ちゃんに会ったらサインもらってきて』とミーハー心を出してきました(笑)」と明かした。
また、歴代サブMCから「大きく羽ばたいてもらいたい」(下平アナ)、「トーンが低くてまるい良い声を持っているので、それをしっかり出したアナウンスを」(武内アナ)、「まずは並木さんが楽しむことが大事」(堂アナ)、「キラキラした嬉しい気持ちを忘れずに」(竹内アナ)、「私しかこの椅子には座れないと開き直って、自信を持って」(弘中アナ)とアドバイスやエールがおくられると、並木アナは「アーティストの方、タモリさんへの敬意、番組に関わっているすべての方に感謝して、19日の放送を迎えたいなと心の底から思います」と語った。
今夜放送の『ミュージックステーション 2時間SP』でデビューする並木アナ。「入社してまだ半年ということで、私のことを知らない方がほとんどだと思います。その中で自分にできることを精一杯やって、謙虚に、真っ直ぐに、生の音楽の楽しさをお伝えできればと思います。タモリさんにお会いした時に『向上心はいらない。反省はしなくていい』という深いお言葉をいただきました。その言葉の意味はまだわからないのですが、これから経験していく中でその意味をちょっとでも汲み取ることができるように、これから頑張っていきたいと思います」と力強く語った。
★『Mステ』開始当初、サブMCは中原理恵、生島ヒロシ、有賀さつきさんらが務めていたが、1996年4月以降、テレビ朝日の女性アナウンサーが歴任。それぞれの担当時期と、担当開始時の入社年度は以下のとおり。
【1代目】1996年4月~2000年3月 下平さやかアナウンサー(入社2年目)
【2代目】2000年4月~2004年3月 武内絵美アナウンサー(入社2年目)
【3代目】2004年4月~2008年9月 堂真理子アナウンサー(入社1年目)
【4代目】2008年10月~2013年9月 竹内由恵アナウンサー(入社1年目)
【5代目】2013年10月~2018年9月 弘中綾香アナウンサー(入社1年目)
【6代目】2018年10月~ 並木万里菜アナウンサー(入社1年目)