伝説の深夜番組『虎の門』がAbemaTVで放送され、芸人たちが「なりすましLINE大喜利」に挑んだ。
各芸人が大物有名人になりすましグループトークを繰り広げる「なりすましLINE大喜利」。いとうせいこう、勝俣州和、MEGUMIら定番キャストが進行を務める。
番組では予選グループの上位2名が決勝に進出し、勝ち残った4人で決勝を行い、最も面白かった人が「第2回なりすましLINE大喜利王」の称号を得る。
予選Aブロックは川島明(麒麟)、板倉俊之(インパルス)、飯尾和樹(ずん)、国崎和也(ランジャタイ)の4人だ。いとうせいこうから出された“トークテーマ”は「この夏一番の思い出は何ですか?」。
いとうせいこう、勝俣、MEGUMIらの笑いを何度も誘ったのが“鈴木奈々”と“戦場カメラマン・渡部陽一”のなりすましだ。
なりすまし“鈴木奈々”からLINE上で「おはようございます! 鈴木奈々です! おはようございます!」と投げられると、なりすまし“渡部陽一”は「夏のー」「思い出はー」「バグダッドのー」とスタート。渡部の口調に似せて、単語ごとに送られてくるLINEに対し、スタジオからは「一個一個覚えていられないよ!」「一気に送ってほしい!」とツッコミが入った。
なりすまし“鈴木奈々”の「旦那さんと花火大会に行って打ち上げ花火見てたらムラムラしたことですね!」という“夏の思い出”に対し、MEGUMIはボソッと「言いそう」と笑い。勝俣といとうも「(夫婦の)仲がいいですからね」「キュンとして、ムラムラしちゃったんでしょう」となりすましの完成度に感心していた。
一歩遅れて「子供たちとー」とLINEを送ってくるなりすまし“渡部陽一”に「もういいよ!」「全部溜まったら送って」とキャスト陣は笑い。そこで突然、なりすまし“鈴木奈々”が「渡部さん、バグダッド好きですよ! 私! バグダッドハマってます!」と話しかけた。LINEからは明るくノリがいいものの、あまり深く考えずに発言している雰囲気を醸し出している。
なりすまし“三倉佳奈”の夏の思い出は「夏ばてで倒れてマナが全部私のふりして仕事してました」だという。LINEを見たなりすまし“渡部陽一”が「それはー」「大変ー」「でしたねー」とねぎらう一幕も。
なりすまし“デューク東郷(ゴルゴ13)”の夏の思い出は「M16の試し打ち」だという。すると、畳み掛けるように、なりすまし“鈴木奈々”が「今年の夏は暑かったんですよ! なので脱ぎましたよ! 上着!」とLINE。そこに、なりすまし“渡部陽一”が「話を戻しますとー」とマイペースにLINEのグループチャットに送る。「夏のー」「思い出はー」と繰り返すなりすまし“渡部陽一”を見たいとうは「あれで乗り切ろうとしてる!」と“中の人”の戦略を分析した。
いとうから出された次の質問は「昨日どんな夢みた?」。ここでもなりすまし“渡部陽一”となりすまし“鈴木奈々”が、率先して強烈なキャラをアピール。なりすまし“三倉佳奈”も「夢は、全部マナが見るようになってます!」と答え、「どんなシステム!?」と笑いが起こった。
勝俣の判定によって、決勝に進出したのは“鈴木奈々”と“渡部陽一”のなりすまし。“鈴木奈々”になりすましていたのは麒麟・川島。“渡部陽一”はインパルス・板倉だった。絡みにくいキャラが強烈だった“渡部陽一”について、川島は「めちゃくちゃやりにくかったですよ!」と疲れた表情を見せた。
なりすましデューク東郷(ゴルゴ13)はずん・飯尾、なりすまし佳奈はランジャタイ・国崎だった。難しかったという飯尾は「“…”(三点リーダー)で逃げようかなと思ったけど“…”の打ち方がわからなかった」とお茶目な失敗。MEGUMIから「そこ?!」というツッコミと笑いを誘った。
果たして、誰が、第2回「なりすましLINE大喜利王」に輝くのか。勝負の結果はAbemaビデオで無料視聴が可能(期間限定)。次回、11月4日(日)よる10時からの『虎の門』は、新企画「マニアックティーチャー」を放送。見逃し防止には番組表から「通知を受け取る」がおすすめだ。