10月22日にAbemaTVで放送された「シモネタGP2018シモ半期」(毎週月曜22時00分~)に、新進気鋭のお笑いコンビ・ペコリーノが出演。風俗店での一風変わったやりとりというシチュエーションコントを披露し、審査委員の関根勤から絶賛された。ペコリーノはクロコダイルミユと植木おでんのコンビ。2014年に結成され、2017年にはよしもと主催の「大宮新人グランプリ」で優勝している。
コントの舞台は風俗店。客として入ってきた植木にミユが応対する。「今日はお仕事帰りですか」など風俗店にありがちな会話を交わし、いざサービス開始と思いきや、ミユは植木のひざ元でいきなりアンジェラ・アキの「手紙」を歌いだした。すると植木は体をビクッビクとさせながら「やばい、出ちゃいそう」と繰り返す。植木の様子に気づいたミユが歌を途中で止めると、植木が照れ笑いを浮かべながら「バラード、すぐに出ちゃうんですよ」と言った。
しばしの休憩で態勢を整えた植木は、2000円のオプションでメガネをリクエスト。さらにアンジェラ風になったミユが手紙のサビを歌い出すと、「あー出ちゃう」と絶叫して果てた。ミユはにっこり笑うとティッシュペーパーを取り出し後始末の準備。「いっぱい出たね」と言いながら……、植木の涙をぬぐった。
泣かせ屋だったという鮮やかな転換劇に会場は拍手喝采。審査委員のイジリー岡田が「最後まで騙された、読めなかった」と評すると、関根勤は「シックスセンスの終わり方」と、映画シックスセンスの衝撃的な結末に例えて称賛した。
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