10月22日にAbemaTVで放送された「シモネタGP2018シモ半期#6」(毎週月曜22時00分~)に今、勢いのあるお笑い芸人が勢揃い。緻密な下ネタのオンパレードに視聴者から「神回誕生!」の声が上がると、審査員を務める関根勤からは「まるで黒澤映画だった」と異例の賛辞が飛び出す場面も見られた。
シモネタGPは、下ネタに特化したネタでお笑いナンバー1の座を争うガチンコ賞レース。計100組の芸人で争われる予選を突破した10組が、12月3日に生放送される決勝戦へとコマを進めることができる。
第6回となったこの日の放送には、M-1グランプリやR-1ぐらんぷり、THE MANZAI、キングオブコントなど、主要なお笑い賞レースの王者やファイナリストが集結。1組目から続くハイレベルな争いに、審査委員長を務める笑福亭鶴光師匠をはじめ、審査員の関根勤、イジリー岡田などから「まるで決勝戦のようだ」という嬉しい悲鳴が聞かれた。
トップバッターはR-1グランプリを制したあべこうじ。独特の間と言い回しを生かした青春妄想漫談で鶴光師匠を唸らせると、新進気鋭のお笑いコンビ・ペコリーノは男女ペアの特徴を生かして風俗店ネタにチャレンジ。「最後の最後まで騙された、読めなかった」とイジリー岡田を脱帽させた。その他、ルシファー吉岡は昨今問題になることが多いセクハラをテーマにした「解釈の相違」を絶妙に演じきって爆笑をさらった。
なお視聴者から「神回」との言葉まで飛び出した回の勝者は、「オンバト+」第2代チャンピオンのお笑いコンビ・タイムマシーン3号。古くから伝わることわざの他、世の中のありとあらゆるものをエロく置き換えるという絶妙なワードセンスを立て続けに披露。並み居る強敵を押さえて決勝にコマを進めた。
(今回の主な出演者一覧)
あべこうじ(R-1ぐらんぷり王者)
ルシファー吉岡(R-1ぐらんぷりファイナリスト)
小森園ひろし(R-1ぐらんぷりファイナリスト)
ザ・パンチ(M-1グランプリファイナリスト)
タイムマシーン3号(キングオブコントファイナリスト)
Hi-Hi(THE MANZAIファイナリスト) など
(C)AbemaTV