女優の知英が27日、都内で行われた日米合作映画『殺る女』の初日舞台挨拶に、共演の武田梨奈、駿河太郎、宮野ケイジ監督と参加した。

寡黙な暗殺者・愛子を演じた知英は「ここまでセリフがない役は初めて。普段は日本語を覚えるのが大変なので、セリフが少なくてラッキーだと思ったけれど、逆に難しくて『私はなめていた!』と思った」とぶっちゃけの照れ笑い。
映画主演作は今年3本目で「色々なキャラクターに出会って、女優としてもお芝居的にも勉強になった。暗殺者というキャラクターはこれまで何度もやっているけれど、愛子は冷静で何を考えているのかわからない人。どうやって向き合えばいいのか悩んだこともあるけれど、いい時間を過ごせた。愛子にまた会いたい」と新境地開拓キャラに感謝していた。

一方、武田は初共演の知英に「完璧すぎる。すべてキラキラしている。でもたまに天然なところもあって、そんなちょっとした隙も素敵。欠点も素晴らしいなんて羨ましい」と大絶賛で、駿河は「1回目の上映も2回目の上映も完売…知英すげえ!」と持ち上げつつ「確かにちょっと天然かなぁ?と思うところもある。今もスクリーンのギリギリの位置に立っているから落ちそうだし」と笑わせた。
また“自分と向き合う瞬間”を聞かれた知英は「日記を書いている」と明かし「今日を振り返ることも自分と向き合うという事。今何を考えているのか、何を食べたいのか、ペンを取って書き留めます。スマホではなく紙とペンで書くのは気持ちがいい。これはずっと続けていること」とマメな性格を明かしていた。



テキスト・写真:石井隼人
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