夫婦生活をより良いものにするために、あらかじめ条件を決めておく“契約結婚”という形がある。現実に行われている“契約結婚”では、いったいどのような約束を交わすのだろうか?
SHELLYがMCを務める『Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース』(AbemaTV/アベマTV※毎週土曜23時から放送中)では、契約結婚の実態に迫った。
(▲女優でモデルの濱松恵さん)
不倫報道など数々のスキャンダルを乗り越え、今年8月にジム経営者と結婚した女優でモデルの濱松恵さん。濱松さんも結婚をするにあたって、今の夫と事前に契約書を交わした。
濱松さんは、あらかじめ自分たちで作った契約書を弁護士に見せ、確認してもらい、コピーを持ってもらっているという。契約書には、契約を破った場合の罰則も書いてあり、不倫をした場合の罰則としては「生活費を増やす」「慰謝料を払う」「経営しているジムの閉鎖」「夫の実家の農家の閉鎖」などが並んでいる。ほかにも「離婚は絶対にしないこと」という内容も含まれている。
(▲番組MCのSHELLY)
濱松さんの契約を聞いたSHELLYは「彼、すごいところに飛び込んできましたね」と驚きを隠せない。「正直、結婚したくなかったの?」と質問されると、濱松さんは「結婚願望はなかったけど、娘が今の旦那と仲が良くて、家庭がうまくいっている。言うことを聞いてくれるから楽だった」と結婚に踏み切った理由を説明した。
18~19歳のとき、サイパンで初めて結婚を経験した濱松さん。相手は現地のチャモロ人で、大好きだった相手だが、結婚した翌日に夫が銀行強盗で捕まり、刑務所へ。濱松さんは「夫がサイパンの銀行で警備員を殺した。翌日に警察がきた」と振り返り、「新婚生活が刑務所通いだった」と壮絶な過去を明かした。
壮絶な経験から「大好きな人といると嫌われたくなくて我慢しちゃう。自分よりも、向こうのほうから好きと言ってくれる気持ちが大きいと楽」とコメント。今の夫とは「毎月約束を守ったら1カ月に1回セックスをしてあげるね」という契約も交わしている。
さらに、新しい子どもを望まない濱松さんは「2人目の子どもはつくらない」と宣言。夫は濱松さんの気持ちを知っており、「パイプカットもするよ」と話しているという。
(▲朝日新聞telling,編集部の伊藤あかりさん)
朝日新聞telling,編集部の伊藤あかりさんが「罰則に離婚がないのはなぜ?」と濱松さんに質問すると、濱松さんは「離婚してもこっちにメリットがない。結婚をし続けていれば、もらえるものはもらえる」と説明。
さらにSHELLYが「(濱松さんに)好きな人ができたら?」と質問すると、濱松さんは「今が楽だからたぶんできない。娘も今の旦那と仲が良くて、家庭がうまくいっている。このまま安定していけば」と語った。
さらに濱松さんは「言った」「言わない」で、もめごとにならないよう、夫婦間で真面目な会話をするときにはすべて録音をしているという。不倫をした際の重い罰則に加え、セックス報酬やパイプカット、さらには会話の録音。SHELLYが驚きながら「彼、大丈夫かな?」と心配すると、濱松さんは「大丈夫、元気です」と笑顔を浮かべた。
(C)AbemaTV
(AbemaTV『Wの悲喜劇』より)
(ライター/小林リズム)