女芸人・バービーが10月26日、AbemaTV「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」に出演。日本唯一の専属ポーカープロ・一ノ瀬公聖と対決し、予想外の大接戦を演じた。

試合前に「軽々優勝してしまう自分が怖い。才能があるんじゃないか」と語ったバービーは、実のところ、この日が初ポーカーの超素人。「ポーカーは運。今のヒキの強さだとプロでも大丈夫」と、10月トーナメント大会を制した自らの豪運に酔いしれている様子であったが、その豪運で本当にプロを苦しめてしまうのだから大したものだ。
第1ラウンドは微妙な手札で攻め続けて、大量チップ損失。オーナー・GACKTからは沈黙の末に「………バカ?」と突っ込まれていたが、続く第2ラウンドで早くもビギナーズラックという名の逆襲を見せた。徐々にチップを上乗せする一ノ瀬に対して、降りたくない一心で応戦。カードを開くと成立役は「4」のワンペアで敗北濃厚と思われたが、なんと一ノ瀬はブラフで押し続けていたのだ。うつむく一ノ瀬に驚きながらも、「ラッキー!」と喜ぶバービー。奪われた大量チップのほぼ回収に成功した。
第3ラウンドではさらなるヒキの強さが発揮され、一ノ瀬が揃えた「10」のワンペアを、5枚同絵柄の強役「フラッシュ」で一蹴。周囲が声をあげる中、誰よりも驚いたのは「フラッシュ」成立に気が付いていなかった本人というオチも加わるあたりは、さすが芸人といったところか。
ターニングポイントは、第19ラウンドだった。全額ベットのオールインに応じた形で開かれた一ノ瀬のカードは、またしてもブラフ。バービーのナイス判断と思われたが、あろうことかボードに置かれたカードで一ノ瀬に「6」のワンペアが成立してしまったのだった。ただ、ラスト1枚で「A」か「K」が出れば、バービーに5枚連番役「ストレート」が成立して逆転勝利できる。その確率は理論上、わずか15%だ。ここが勝負所とバービーも考えたのか、日頃行っているというチベット体操でチャクラを開くべく立ち上がるも、その効果もむなしくボードには「9」が着札。この瞬間、バービーの敗戦が決定的となった。
試合後、悔しさをにじませるバービーにGACKTから「ここまでプロに喰らい付いたプレイヤーはいなかった」と称賛のコメント。ポーカー歴1日での善戦ながらも「まだ(ポーカーを)40%ほどしか覚えていない」と指摘されると、「伸びしろありますね」と自画自賛して周囲を笑わせた。
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