ポーカープロ・一ノ瀬公聖　女芸人相手にリズムを狂わされるも、最後はヒキでも上回る貫禄勝ち

　アーティスト・GACKTが実況＆解説を務める「GACKTプロデュース！POKER×POKER～業界タイマントーナメント」が10月26日、AbemaTVで放送され、日本唯一の専属ポーカープロ・一ノ瀬公聖と女芸人・バービーが対決した。

　ラスボスとして登場した一ノ瀬は同番組で先月、9月トーナメント大会優勝者の元NMB48・須藤凜々花を瞬殺。今回も同様の任務が義務付けられていた。しかも、今回の対戦相手バービーはポーカー歴1日の超素人。10月トーナメント大会を運だけで勝ち上がった相手だけに、一ノ瀬自身も「（ポーカー歴）10年の集大成を見せる」と意気込んでいた。10年と1日。実力差は誰が見ても明らかだが、どうやら一ノ瀬にとって女芸人という職業は相性が良くなかった模様。バービーの言動にいちいち反応し、開始早々からリズムを崩されてしまったのだった。

　当番組は、笑ってしまうと5000点罰符のオリジナルルールがある。一ノ瀬は、そのペナルティをいきなり喰らうも、「楽しくて忘れる」と間髪入れずに再び罰符を払い、挙句の果てには「カモーン」とバービーにチップ追加を誘って自ら吹き出す始末。前回の須藤戦で「ロボット」と称されたポーカーフェイスが完全崩壊した上に、素人相手が故に駆け引きも全く効かず、試合は予想外の長丁場となった。

　それでも、ブラフで全額ベットのオールインを仕掛けた第19ラウンドでは、応戦したバービーよりも不利な状況ながらも「出てほしい」と願った「6」がボードに出てワンペア成立で勝利。ボードにラスト1枚を残して一ノ瀬「Aのワンペア」、バービー「2のワンペア」という状況となった第20ラウンドでは、バービーが懇願する「2」ではなく「A」が出てスリーカード成立と、運でもバービーを上回った。

　試合後は「弱点は恋愛と同じで引くことを知らない」とコメントしたバービーに対して、「押せ押せだけではなく、受け入れることも大事」とアドバイス。これを聞いたGACKTには「神のようなひと言、悟ったような言葉」と頷かれ、バービーからは「仏のように見えた」とあがめられていた。次回は11月2日放送予定。11月トーナメント大会が開幕し、ボクシング界代表・亀田興毅とモデル界代表・久松郁実が戦う。

（C）AbemaTV