30日、『スピードワゴンの月曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送された。

今回は80年代から90年代後半にかけ一世を風靡したタレント、“マーシー”こと田代まさしが10年ぶりにトーク番組に登場。テレビから姿を消すきっかけになった事件や刑務所生活について、そして現在に至るまでの波乱万丈な人生を自らの言葉で語った。
田代は覚せい剤取締法違反の罪で有罪判決を受け2014年に出所し、現在はダルク(薬物依存症リハビリ施設)に通いスタッフとして活動している。

また、メンバー以外の人たちも加わった薬物依存症の自助グループ「NA(ナルコティクス・アノニマス)」という場に出席し、輪になってさまざまな話し合いをするという田代。薬物に関する問題を抱えた人たちの他にも、最近ではギャンブル依存症者も参加するそうだ。
このNAについて、田代は「こんなこと話して本当に治るのかよ?」と、当初は疑問に思っていたとのこと。ある参加者からは「小学校のときからクスリやってます」と壮絶な過去を聞き「いや俺こんなに酷くないわ」「俺はコイツらとは違う」などと思っていたそうだが、「不思議なことに、だんだん『同じだ』って思えるようになってくるんだよ」と、NAにより心境の変化があったと明かす。
また田代は、話すテーマは「自分の短所について」「回復について」と毎回異なり、午前中に実施する場合は、人数にもよるが休憩をはさみ9時半から正午まで行われると、知られざる自助グループの内情を解説した。
(C)AbemaTV
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