11月1日、パレスホテル東京にて「日経トレンディ」(日経BP社)が選ぶ「2018年ヒット商品ベスト30」「2019年ヒット予測ランキング」先行発表会が開催。「2018年 今年の顔」として俳優の田中圭と乃木坂46の白石麻衣が、「2019年 来年の顔」として俳優の中村倫也が登壇した。ドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』など、話題作に続けざまに出演する中村がブレイクを実感した瞬間を語った。
「2019年 来年の顔」に選ばれたことについて、中村は「2019年、元号も変わる、消費税も上がる、そんな節目の1年の顔として選んでいただきまして、誠に光栄です。数ヶ月前、数年前まではまさか自分がこういう場に立たせていただくとは思ってもみなかったので、僕が1番驚いています。今年公開の映画でお2人とは共演させて頂いていまして、この3人でこの場に立てることに縁を感じております」とコメント。
2018年について「今年はわかりやすく言えば、注目度が上がったというか、仕事が増えた1年でした」と振り返る中村だが、ブレイクを実感したのは『半分、青い。』も終盤に差し掛かった夏のこと。
「『半分、青い。』という作品に出させていただいて、『ロス』とか言っていただいて、自分ではあまりピンときていなかったんですけど、今年の夏くらいですかね。賀来賢人と太賀に久しぶりに会ったときに『売れたねー』と言われて、『あ~そうなんだ……』と、そこで初めてわかりました。そのとき同時に、彼らが『倫也が仕事増えて嬉しいよ』と言ってくれたんです。なので、そうやって注目度が上がった1年でもあり、いい出会いを重ねてきたんだなという1年でした。来年も1つ1つの出会いですとか作品を大事にして、役者としての向上心を持って精進していくのはもちろんなのですが……あとは健康に気をつけて、現状維持ができたらいいかな(笑)。無欲でいこうと思います」(中村)
なお、イベント終わりの記者会見にて、2019年の目標について聞かれた中村は「苦手なブロッコリーが食べれるようになりたい。茹でてマヨネーズかけて食べられるように」とゆるふわな回答。報道陣を和ませていた。
テキスト:堤茜子
写真:野原誠治