10月29日にAbemaTVで放送された「シモネタGP2018シモ半期」(毎週月曜22時00分~)に、伝統芸能を取り入れたネタを得意にするお笑いコンビ「すゑひろがりず」が出演。「夜の伝統芸能」コントを披露し、審査委員長の笑福亭鶴光から絶賛された。
下ネタをテーマにした番組に似つかわしくない羽織袴で二人が登場すると、会場は「何が起きるのか」という期待で一瞬にして静まり返った。そんな中、南條が「さてもさても秋の夜長は」という狂言風の口上を述べ「ムラムラして寝苦しい」と続けた。意表をつく展開に、観客席は大爆笑。
そんな寝苦しさを訴える南条のもとに現れたのは、三島扮する鞍馬天狗ならぬ鞍馬テンガ。天狗の象徴である大きく伸びる鼻には男性用自慰ツールが被さっている。
「いよぉぉぉ」の掛け声とともにそれを使い始める南條。その動きに合わせて三島が和鼓を「ポンッ」と叩く。その間、ふたりとも厳めしい面構えを崩さない。そのギャップがさらなる笑いを誘う。
爆笑する姿を何度となくカメラに抜かれていた鶴光は講評で「これ(日本の伝統芸能である)狂言でしょう。それをこんな風にしてええのかね」と、半ば呆れながらも感心していた。続けてMCのケンドーコバヤシがこのネタの初おろしが麒麟川島の結婚式であったことを暴露すると、鶴光は手を叩いて喜んだ。
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