10月29日にAbemaTVで放送された「シモネタGP2018シモ半期」(毎週月曜22時00分~)に、ピン芸人の小森園ひろしが出演。SMクラブに取り残されてしまったM男性というシチュエーションコントを演じ、審査委員長の笑福亭鶴光から「イッセー尾形のよう」と絶賛された。小森園は「R-1ぐらんぷり」に2007年以来連続出場を続け、2014年には決勝進出を果たしている。
幕が開くと、そこには上半身裸でパンツ一丁、両手両足を縛られ、アイマスクを被せられた男が横たわっていた。消防のサイレンが鳴り響く中、男は焦った様子で「女王様」と叫び続けている。しかし何度呼んでも女王様の返事はない。現実と虚構の区別のつかなくなった男は「そういうプレイなんでしょうか」と問うも、返事はない……。
放置された男は「調教してください、ローソクでもなんでもいいんで」と言ったあと、「アツっ」と言って絶句した。ローソクの熱さとは明らかに異質の熱を感じたからだ。さらに煙に咳き込んで……。それでも男は最後までそれが快楽プレイか生命の一大事か判断できない……。
最後まで役になり切って芝居をし続けた小森園ひろしを、審査委員長の笑福亭鶴光はイッセー尾形の一人芝居に例えて絶賛。寝転がった状態ですべての状況を観客に伝える話術、テクニックを称えた。また格闘技好きとしても知られる審査員の関根勤は小森園の発達した大胸筋に感心していた。