夢のアメリカ・バストーナメント1年間フルサポートの権利を巡り、熱い戦いが繰り広げられている『Abema TV World Challenge』。10月28日にAbemaTVで放送されたDAY2では、初日を凌ぐ数々のドラマが生まれた。
初日ボートトラブルに見舞われ、思い通りの釣りが出来なかった北大祐は、スタートフィッシングから怒濤のパフォーマンスを発揮し、AM9時の休憩を前に早々とリミットメイクを達成。グランドスラマーとしての実力を見せつけた。それに対して他の3選手は、初日から続く風によって変化したフィールドに手を焼く試合展開となった。
そんな中、自分のペースが掴めずに昼近くまでノーフィッシュだった片岡壮士が突如覚醒! 風をかわす流入河川にボートを進めると、先行者からのプレッシャーを考慮して、ピッチングでギリギリ届くくらいの離れたボートポジションからアシ際のシェードを丁寧に狙う。すると昼休憩間際のAM11:40、待望のファーストフィッシュにしてキッカーとなる1230gを釣り上げた。更に倒れたアシに絡ませるようにルアーを打ち込み、狙い通りに2本目もキャッチ。これによって、バスのポジションや誘い方など、それまで疑心暗鬼だった自分の釣りがパターンにハマっていることを確信する。“分かった!”という彼の言葉通りここからストップフィッシング前のPM4:00にリミットを達成。遂に北大祐をかわしてトップへと躍り出た。
「魚を持っていない時間が長くて辛かったですけど、パターンを掴んで頑張れたのは良かったです。ビリだけはダメだと思って、4日間で4試合するという気持ちで臨んでいたので、とりあえず次に繋がったかな」という片岡壮士。2日間を通して安定した強さを発揮してLeagueAラウンド1の霞ヶ浦・北浦戦を制した。
しかし、まだ戦いは始まったばかり。次のラウンド2は日本最大のバスフィールドである琵琶湖に場所を移しての開催となる。ポイント制で争われているこの『Abema TV World Challenge』。当然まだまだ全員に決勝ラウンド進出のチャンスがある。琵琶湖をホームとする片岡壮士、北大祐、内山幸也がそのアドバンテージをどう活かすのか? それとも敵陣に乗り込む霞職人の草深幸範がどう広大な琵琶湖を攻略するのか? 更なる熱いドラマは今週末スタートする。
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