『発注歓迎!リベンジャーズ #5』がAbemaTVで放送され、次長課長・河本準一が話題の中国人美女、ロン・モンロウ(龍夢柔/栗子)と過酷ロケに挑んだ。
今回の『発注歓迎!リベンジャーズ』では、河本が万歩計をつけ、1000歩以内で日本本土の最西端、1300km離れた長崎県・佐世保を目指す。旅は“日本のへそ”とも呼ばれる日本の真ん中、群馬県・渋川からスタート。タイムリミットは2日後の日没までだ。
今回はスタート時に100万円が支給されるが、1歩歩くごとに1000円失うルールが課せられた。つまり、万歩計が1000歩を記録した時点でギャラは0円になる。そのためヒッチハイクなどの移動手段を見つけ、なるべく歩数を稼がず目的地へ向かう必要がある。許可が取れれば公共の交通機関に乗車OKだ。
助っ人として話題の中国人美女、ロン・モンロウが登場したことで、万歩計は2人で1つに。どちらか1人が万歩計をつけていれば、残った1人は自由に動くことができる。
河本は、山口県下関市に実家があるという友達の“ヨウちゃん”に電話。“ヨウちゃん”は福岡県で仕事をしているという。電話に出た“ヨウちゃん”は「今日は実家(下関)にいる」と話し、その言葉に歓喜した河本はさっそく事情を説明。急きょ“ヨウちゃん”に来てもらうことに。
ホテルのエントランスで待つこと20分。テレビカメラが大好きだという河本の友達"ヨウちゃん"が登場。なんと、やってきたのは波田陽区だった。
およそ14年前、数々の有名人を斬っていく「ギター侍」としてブレイクした波田陽区。2016年に東京から福岡に活動の拠点を移し、現在は8本のレギュラー番組を持つなど、こっそり大活躍している。この日はたまたまオフで、実家の山口県に帰っていた。
休日にもかかわらず、河本のために駆け付けてくれた波田。話し合いの結果、波田には現在いる山口県から佐賀県まで連れて行ってもらうことに。万歩計のカウントを極限まで減らすため、波田が河本をおんぶして車へ運ぶ。
「まじで? 行く気?」と困惑気味の波田は「着物を着てないから、誰か分かってんのかなって……。着物、着ようかな」と不安気な様子。テレビカメラが2台ある状況も「久しぶり」だという。車に乗り込んだ一行は、波田の運転で佐賀県を目指す。
“金曜発売”の週刊誌に載りすぎた次課長・河本「最終的にパーティーの招待状が届いた」
河本との友人歴は15年になるという波田。2人が仲良くなったきっかけは、TBS系列で深夜に放送していた音楽番組『O-CDTV(お笑いカウントダウンTV)』内のワンコーナーだった。前説を務めていた波田は、河本に何度も飲みに連れて行ってもらうなど、番組を通して仲良くなった。当時、波田が河本に持った印象は「この人元気だな」。
当時を振り返り「酒飲んで、お姉ちゃんと遊んで、むちゃくちゃやっとった」と語る河本。その奔放ぶりに、波田も「奥さんいるのにすごいな」と思っていたという。「独身やと思ってたけど、奥さんおったっけ? あのとき」と記憶が曖昧な様子の河本だが、波田は「週刊誌に載ったときも嫁さんからバーってメールがきていて、慌てふためいているところも見てました」と話す。
載ってしまった週刊誌について、河本は「金曜日に発売のやつ」と表現。その“金曜日に発売される雑誌”に「2週に1回は載っていた」という河本は、その雑誌に載りすぎたあまり「最終的には講談社のパーティーの招待状が届いた」と話した。
まずは腹ごしらえを、と地元の飲食施設「カモンワーフ」に到着した一行。河本はロン好みの店を探すことに。そこで河本と波田は、ロンが食べたいと言っていた四川の麻婆豆腐やエビを堪能できる、本格的な伝統中華料理のお店を発見。カメラが入っていいか交渉した結果、無事にOKをもらうことができた。
お店まで、河本は再び波田のおんぶで移動。波田がロンの翻訳機を借りて「僕は河本さんの浮気現場、何回も見たことあります」と話すと、河本は「訳すな」と焦った様子。なぜか翻訳機からは「でも何もできない」という声が流れ、河本は「なんでお前が(浮気現場を見た波田の)結果を言う」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
ロケ中、ずっと車内でお菓子を食べて空腹をしのいでいた河本とロンにとって、ロケが始まって3日目にしてようやく温かい食事となった2人。おいしい中華料理に舌鼓を打ち、大好物である四川の麻婆豆腐やエビを堪能したロンも満足したところで、一行は再び車内へ。波田の丁寧なおんぶによって、河本の万歩計カウントを増やすことなく車へ戻ることができた。
東京では「仕事が全部一発屋」 波田陽区、心機一転し福岡に拠点変更
「河本さんに会えてめちゃめちゃうれしい」と笑顔の波田は、福岡に活動拠点を移してから3年が経つ。東京で仕事をしていた時期のことを「(東京のときは)仕事が全部一発屋の仕事だった。やりきれない気持ちが長かった。人のせいにして、いじけていた」と過去を振り返った。
「街を歩いていても指をさされて笑われる。『波田陽区なんだけど』『ざんね~ん』とか。バカにされているのがつらかった」と話す波田は、2016年に心機一転、福岡に拠点を移した。福岡では「(東京とは違って)一芸人として扱ってもらえる」ことに感動。現在は楽しく仕事ができているという。
今は幸せだと話す波田に、河本は「おまえが“しゅん”となっていたらどうしようって思っていたけど、こんなに笑って、こんなに饒舌で。自分からガンガンしゃべって、笑顔になって、ツッコミ入れて『なんじゃこいつ、こんなに変われるのか』と思った」と心境を明かし、「安心した」と笑みを浮かべた。
車を走らせること約1時間。昼食後、ぐっすり寝ていたロンに代わり、睡魔に襲われる河本。波田は場をつなげるため「ロンちゃんの歌が聴きたい」とリクエストする。
ノリノリでデビュー曲『プラネット』を披露したロンに、河本は「お返しに斬ってあげたらどうですか?」と波田へネタ振り。波田は即興でネタを披露することに。
「♪私ロンちゃんです デビュー曲はプラネット 日本語で歌ってる……って言うじゃな~い でもこの子、歌ってますけど、日本語の意味分かってませんから! 残念! 覚えてるだけ斬り!」と、キレよくネタを披露した波田に、河本も「すごい。即興で!」と拍手した。
迫る日没。波田陽区と別れた河本たちの前に救世主が現れる……?! 優しい日本人総勢30人以上が協力してくれた今回のロケ。3週にわたり放送された過酷発注がついに感動のフィナーレを迎える!
この番組で今までほとんどギャラをもらえなかった河本。日没10分前、奇跡が起きる。結末はAbemaビデオで期間限定・無料で視聴可能だ。