「タクシー運転手に、サービス業の人ですか?と言いたくなることがある」。
1日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』にゲスト出演した元高知県知事の橋本大二郎氏が、「昔に比べるとサービス精神も含めてすごく向上したと思うが、中には話を聞いてるの?返事してくれてもいいじゃないか、と不思議に思う人もいる」とタクシー業界の問題点に指摘した。
これを聞いた橋下氏も「ものすごく丁寧なところと、そうでないところに二極化してきていると思う。僕も東京で娘とタクシーに乗った時、"ホテルの場所、ナビに入れてもらえます?"って言われたことがある。でも文句を言ったら"また橋下が"と報じられるかなと思って、そのままタクシーを降りた。でも、降り際に"UBERに淘汰されますよ"って捨て台詞を吐いたけど(笑)。実際に海外でUBERのタクシーに乗ったけど、すごくサービスが良かった。対応が駄目だったらすぐに評価に繋がるから、話をしてくれたり、音楽をかけてくれたり。逆にお客の側も評価を受けるし、こちらも評価が低い運転手だったら拒否するから。不快な思いは全くしなかった」と応じた。
するとMCのサバンナ高橋茂雄が、運賃を受け取らないと言い張る運転手とトラブルになったエピソードを披露した。
「新大阪駅前のタクシー乗り場は、およそ3キロ圏内の近距離と、それ以上の中長距離に分けてある。僕が4、5キロ先のホテルに行こうと思って中長距離乗り場のタクシーに乗ったら、"それは近距離やから"って言ってきたから、"わかりました。ごめんなさい。多めにお金払いますからと"と向かってもらった。結局料金が2800円くらいまで行ったから、"3000円払うから1万円でお釣りください"と言って、反省を促す意味でマナーカードをもらっていこうとしたら、"それならお金いらん。降りて降りて。事故に遭ったと思う"とか言われた。僕は無賃乗車が嫌だから、最後に"すみません、僕が全部悪いでいいから払わしてくれ"って1万円を置いてホテルに入った。すると運転手さんが走ってきてロビーに1万円叩きつけた。僕大恥じゃないですから(笑)。タクシーに戻って、改めて"本当に僕が10:0で悪い。ごめんなさい。気を悪くしたなら、お金だけは受け取ってください"とお願いして、ようやく話がまとまりかけたとき、たまたまホテルの前にタクシーが停まって、中からほんこんさんが出てきた(笑)。高橋が揉めてるようだと思ったらしく、"何があったんや!"って寄ってきた。"うわー!ややこしい人来たわ!"って(笑)。事情を説明したら、"高橋が払いたい言うてんやから、もらったってくれや!"ってほんこんさんが(笑)。運転手さんは仲間を呼んだと思ったみたいで。また払うか払わないかで30分くらい揉めた(笑)」。(AbemaTV/『NewsBAR橋下』より)