伝説の深夜番組『虎の門』のAbemaTV版で、新企画「マニアックティーチャー」が放送された。マニアックなジャンルに詳しい芸人たちが次々に登場する同コーナーでは、妄想発明家のたいがー・りーが登場。
学生時代にまったくモテなかったため、恋の妄想ばかりしていたたいがー・りーは、その妄想をもとにある“発明”を行っているという。発明のテーマはズバリ「片想い」。たいがー・りーは「皆さんも経験あると思いますが、片想いってつらいですよね? 僕はその片想いのつらさを『なんとか和らげることができないか』と思い、発明した作品があるので紹介したいと思います」と語り始めた。
1つ目の作品は、好きな人と同じ文字を書くための“ひらがな練習帳”。たいがー・りーは「この“あいうえお”は、僕の好きな女子にお願いして書いてもらった文字。これに倣って練習すれば、僕は好きな女子と同じ字が書ける」と解説した。
たいがー・りーは、実際に字を練習していて、気づいたことがあるという。「字をなぞると、字からその女子のリズム、呼吸などがペン先から伝わってくる。その人とシンクロする感じ。これって、付き合っていたとしても味わえない感覚」と熱く語った。
さらに、たいがー・りーは不気味な外見の鉛筆を取り出し「これは、好きな女子に鉛筆を握ってもらって、粘土で型をとることに成功したものです」と紹介。不気味な鉛筆に怖がる出演者たちを前に、たいがー・りーは「(好きになった女子は)少し変わった鉛筆の持ち方をする人だった。これを使って書くと筆圧も分かる。その筆圧を感じながら、ひらがな練習帳で字を練習したら、完全なるシンクロ状態になる。これで練習していくと、最終的に自分で書いたのにその子が書いたような感覚になる」と力説した。
(▲左が好きな女子の字に倣って書いたもの。右はたいがー・りーが書いた字)
2つ目の作品は「声シャワー」。好きな人の声を体中で浴びてみたいという願いから誕生した作品だ。たいがー・りーがシャワー型の機械にスイッチを入れると、「シャー」という女性の声が流れてきた。これで、好きな人の声を浴びている感覚が味わえるという。
しかし、「声シャワー」を見た麒麟・川島が「なんか(声が)出てる」とコメントするなど、出演者たちはドン引きだ。
誰の声でも「声シャワー」を作れるということで、スタジオではMEGUMIの声でも試してみることに。たいがー・りーが差し出す録音機に向かって、「シャー」と声を出すMEGUMI。
あまりの異様な光景を前に、スタジオからは「(好きな子の声を)撮りに行くの? できないよ!」という真面目な意見も。
番組では、MEGUMIの声で作った「声シャワー」を、いとうが浴びることになった。いとうが緊張した面持ちで「声シャワー」を浴びようとすると、流れてきたのはなぜか、たいがー・りーの声。まさかのアクシデントに「おめーじゃねえか!」とツッコミを入れるいとうに、スタジオは大爆笑。気を取り直してMEGUMIの「声シャワー」を浴びたいとうは「音圧がくる!」と感想を述べた。
3つ目は、女子のために作られた「一人で“壁ドン”ができるマシーン」。壁ドンは女子が憧れるシチュエーションだが、たいがー・りーは「ほとんどの女子が壁ドンを経験しないで死んでいってしまう……。そう思ったら作らずにはいられなかった」と経緯を語った。
スタジオでは、プライベートで壁ドンを経験したことがないという阿佐ヶ谷姉妹・渡辺江里子が、代表して体験することに。たいがー・りーは「わざと頭部は作らず、好きな男性をイメージできるようにした」と発明の工夫をアピール。渡辺は「憧れの伊東四朗さんをイメージします」と宣言し、レバーを踏んだ。
渡辺がレバーを踏むと、マシーンが勢い良く起き上がり、見事に壁ドンが再現された。渡辺は「熱いです」と驚き、感動のコメント。たいがー・りーは「ここの空間(人形と壁の間)に何かがある。ドンという音と妄想力でけっこうレベルを上げていける」と作品の魅力を解説した。
次回、11月18日(日)よる10時からの『虎の門』は、「第2回 声優耳打ちしりとり」を放送。見逃し防止には番組表から「通知を受け取る」がおすすめ。今回放送された『マニアックティーチャー』はAbemaビデオで無料視聴が可能(期間限定)。
【バラステ】『虎の門』 新企画!『マニアックティーチャー』
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【次回】伝説の深夜バラエティー復活!「第2回 声優耳打ちしりとり」【バラステ】『虎の門』#6
⇒11月18日(日) よる10時から
(※見逃し防止には番組表から「通知を受け取る」がおすすめです)
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