12月28日(金)公開の映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』の主題歌にポルノグラフィティの「フラワー」が決定した。

本作は、難病である筋ジストロフィーを患って体が不自由にもかかわらず、病院を飛び出し、自分で大勢のボランティアを集め、風変わりな自立生活を始めた実在の人物・鹿野靖明さん(1959~2002)の笑いと涙の実話を大泉洋主演で映画化。
解禁された本ポスタービジュアルは、わがままに生きながらも皆から愛された鹿野さんの姿を思わせる大泉洋に、ボランティア役の高畑充希と三浦春馬が寄り添う仲むつまじい3ショットに加え、映画タイトルでもある大きなバナナが中央におかれたインパクト大なビジュアルが話題となっている。
主題歌の「フラワー」はポルノグラフィティが今作のために書き下ろしたミドルバラード。花の持つ凛とした強さ、そして美しさが綴られている歌詞の世界は、主人公の鹿野さんとリンクする部分も多く物語に彩りを加えている。
ポルノグラフィティ コメント

岡野昭仁
鹿野さんの生きた世界は、厳しくもあり、孤独でもあったと思います。しかし、それに負けない強さと優しさを持ち合わせていたのではないでしょうか。そのすべてをイメージしながら楽曲制作をしました。
新藤晴一
鹿野さんが聴いたらどんな風に思うのかと考えながら歌詞を書いたのですが、彼の強さをどう表現すればいいか最後まで悩みました。表現したかったことが聴いてくれた方に伝わればうれしいです。
ストーリー
札幌で暮らす鹿野靖明(大泉洋)は幼少から難病の筋ジストロフィーを患い、車いす生活。体で動かせるのは首と手だけで、介助なしでは生きられないのに病院を飛び出し、ボランティアたちと自立生活を送っていた。夜中に突然「バナナ食べたい」と言い出すワガママな彼に、医大生ボラの田中(三浦春馬)は振り回される日々。しかも恋人の美咲(高畑充希)に一目ぼれした鹿野から、代わりに愛の告白まで頼まれる始末!
最初は面食らう美咲だが、鹿野やボラたちと共に時間を過ごす内に、自分に素直になること、夢を追うことの大切さを知っていく。そんなある日、鹿野が突然倒れ、命の危機を迎えてしまう…。
(C)2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会
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