“自分のためではなく、他人を幸せにしたい”人を応援する新番組「10億円会議」が、AbemaTVで2019年1月からレギュラー放送されることが発表された。参加者の優れた提案には、日本財団が用意した10億円の中から必要な活動資金が提供される。

これを受け、11月6日放送のお笑いコンビ・千鳥がMCを務めるAbemaTVのバラエティ「チャンスの時間」で、「10億円会議」にプレゼンする企画を決める「10億円会議チャレンジ」が行われた。挑戦者は、お笑いコンビ・ダイアンの西澤裕介、ラーメン店「なんでんかんでん」の川原ひろし社長、ムエタイ選手のティンリー、AbemaTVアナウンサーの瀧山あかね、千鳥の大悟の5人だ。審査員はノブが務めた。
西澤は「ヤンキーたちが勉強やスポーツに打ち込める環境を作る」とし、YDG(ヤンキーだけの学校)設立を提案。大悟も「真面目にやらないけど、スポーツが出来るヤンキーはめっちゃおる」と賛同していた。続く川原は、平和ボケした日本人を目覚めさせる討論番組を作りたいと熱く語り、さらには自身の政界進出の野望を明かした。ティンリーは地元タイの環境保護を訴えるも、通訳とのコミュニケーションが上手くとれずにプレゼンを断念。瀧山は少子化対策のため、お洒落な出会いの場を作ることを発案した。しかし、いずれも具体性に欠け、発案者の私欲が見え隠れしてしまい、ノブは全てを却下した。
最後に大悟が「娯楽を作る余裕のない国にマンガを届けること」を提案した。余裕のない国こそ娯楽から学べることは多く、良い影響も多いと熱弁をふるった。残念ながらノブにその思いは届かなく却下されてしまったが、大悟は「これは絶対に良いけどなぁ」と悔しさを滲ませていた。
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