俳優の大泉洋が12日、都内で行われた映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(12月28日公開)の完成披露試写会に、高畑充希、三浦春馬、渡辺真起子、竜雷太、綾戸智恵、佐藤浩市、原田美枝子、前田哲監督らと参加した。

ステージ登壇時にマイクではなく一本のバナナを渡された大泉だったが、喋る前にすぐに本物のマイクと交換されるという謎の展開に「物凄く目立たない小ボケをかまされた。登壇時に本物のバナナを渡されたけれど、このタイミングでマイクと替えられるんだったら…。ここで戻すのだけはやめてほしい!」と困惑。

すると再びスタッフからバナナを渡されるも「え?え?え?いや、あの、このタイミングはもっとわからないぞ!このタイミングは!なんだ君!おい!名前は何て言うんだ!?いやーダメな小ボケ」ともらい事故に混乱し、佐藤からは「どうせだったらずっとバナナを持ってろよ!」と呆れられていた。
またタイトルにちなんで「○○なのに○○かよ」を聞かれた大泉は「ランニングなのに止まるのかよ」と返答。撮影地の北海道で体作りのためにランニングをしていたという大泉は「三浦君と高畑さんも走りたいと言うので一緒に走ったんですけど、高畑さんは10メートルくらい走ると止まる。ちょっと走ってま~止まる。そのペースについて行くのが大変だった」と高畑の体力のなさを暴露。

一方、ランニング時にDJ役を務めていたという三浦が「疲れた大泉さんが帰りの道を引き返せると思ってかけた曲が爆風スランプの『Runner』だった」と振り返ると、大泉は「僕たちは“走る~”と聴きながら走っていたけれど、すれ違う人たちからは『馬鹿か?』と見られていたはず」と笑わせた。

テキスト・写真:石井隼人
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