年の差カップルを描いた過激すぎる大人のエロティックコメディ『完璧なパートナー』 | ドラマ | ABEMA TIMES

　スランプに悩んでいたベテランシナリオ作家と料理研究家が、「“恋愛”こそが突破口」という周りからの声に押されそれぞれ年下の弟子と関係を持ち、インスピレーションを取り戻していく姿を描く大人のエロティック・コメディ。

　輝かしいキャリアを持つものの、7年にわたって自作のシナリオが映画化されず、シナリオ学校の教師をしながら生計をたてているジュンソク。プロデューサーに新作を酷評された彼は、気分転換のために入った映画館で出会った教え子のヨニと衝動的に関係を持ってしまう。一方、ヨニの母で料理研究家のヒスクも、新しい料理のアイディアを思いつくことができず、行き詰まりを感じていた。そんなある日、新たに助手となったミンスの料理に対する姿勢に興味を持ったヒスクは、番組撮影のため出掛けたテレビ局の楽屋で、彼を誘惑する。

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　　ドラマ『奇皇后』のキム・ヨンホ、『トンイ』のキム・ヘソンというベテラン俳優たちが、仕事上の危機をセックスで乗り越えようとするユニークなキャラクターを熱演。特に、『トンイ』で主人公を導く上司役を美しく、人間味たっぷりに演じたキム・ヘソンが見せる、セクシーかつ、大胆な演技に驚かされる。キム・ヘソンは17年ぶりの映画出演を決めた理由について、40代の女性料理研究家が20代の弟子と関係を持ちインスピレーションを得るという設定に、過去の出演作と比べ神秘的に感じたと一部メディアで語っていた。

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　ふたりがそれぞれの若い恋人と共に様々なシチュエーションで楽しむ情事は、喜びとエネルギーにあふれている。「脚本のアイディアをぶつけながら」愛を交わしたり、なつかしの映画『ナインハーフ』を韓国風（？）にアレンジしたような “醤油”を使ったプレイに挑んだりと、シナリオ作家と料理研究家という職業を生かしたベッドシーンも登場する。お互い同士が知らぬまま、父と（相手の）娘、母と（相手の）息子というカップルとなって熱烈に愛し合う姿を、罪悪感なく、さらりと見せるという趣向もおもしろい。

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　ジュンソクの息子で、ヒスクの恋人となるミンスを演じているのは、イケメン若手俳優が揃って出演した時代劇ドラマ『麗〈レイ〉～花萌ゆる8人の皇子たち～』で第1皇子を演じたキム・サノ。ヒスクに利用されたのではと疑いつつも、彼女の魅力から離れられない若者の衝動を力強く見せている。さらに、ドラマ『オー・マイ・ビーナス』のキム・ジョンテが、ヒスクが担当する料理番組の嫌味な司会者役で特別出演している。