11月16日(金)公開の映画『人魚の眠る家』より、川栄李奈の“もぐもぐカット”が解禁された。

2018年のドラマ出演は単発ドラマを含めて5本(※)、映画出演に至ってはなんと5本、10月には初主演を務めた『恋のしずく』が公開され、今最もブレイクしたと言っても過言ではない女優・川栄李奈。各方面で演技力の高さを評価され、人気・実力ともに抜群の川栄だが、11月16日に公開を控える『人魚の眠る家』でも、篠原涼子、西島秀俊、坂口健太郎、松坂慶子、田中泯という、そうそうたる実力派俳優たちに負けずとも劣らない存在感を放っている。
映画『人魚の眠る家』は、累計100万部を突破した東野圭吾のベストセラー小説『人魚の眠る家』を、『SPEC』シリーズや『天空の蜂』を手掛けた堤幸彦監督が映画化した作品。
愛する娘がプールで溺れて意識不明になり、回復の見込みはないと言われながらも最新の技術を使って延命治療を続けることを決断する夫婦を、篠原涼子と西島秀俊が演じる。しかしその決断は、篠原演じる播磨薫子の狂気を呼び覚まし、誰も予想しない結末へ向かっていくのだった。本作で川栄は、延命治療に関わる技術者・星野(坂口健太郎)の恋人・真緒を演じる。
今回、先日のワールドプレミアで「カットがかかってももんじゃ焼きを食べていた」と恋人役である坂口健太郎のお茶目な一面を暴露し、話題となっていた星野と真緒の食事デートシーンより、川栄の貴重な“もぐもぐカット”が初解禁となった。


解禁されたカットには、川栄がサラダや焼きおにぎりを頬張る微笑ましい姿が収められており、優しい眼差しで向かいに座る星野の話に耳を傾ける表情は真緒の幸せそのもの。しかし、劇中では瑞穂を助けたい一心で研究に没頭する星野を心配し、予告編でも目に涙を浮かべた厳しい表情で「その先には何があるんですか」と真緒が問うシリアスなシーンもあるように、播磨家と関わることで星野と真緒の関係も変化していくようだ。

「撮影ではなるべくごく普通の女の子として演じるよう心掛けた」と語り、常に星野のことを気遣いながらも、凛とした強い意志で彼を待ち続ける「菩薩のような」女性を演じる川栄の熱演に注目したい。
ストーリー
2人の子を持つ播磨薫子(はりま・かおるこ:篠原涼子)とIT機器メーカーを経営する夫・和昌(かずまさ:西島秀俊)。娘の小学校受験が終わったら離婚すると約束した夫婦のもとに、突然の悲報が届く。娘の瑞穂(みずほ)がプールで溺れ、意識不明になったというのだ。回復の見込みがないわが子を生かし続けるか、死を受け入れるか。究極の選択を迫られた夫婦は、和昌の会社の最先端技術を駆使して前例のない延命治療を開始する。治療の結果、娘はただ眠っているかのように美しい姿を取り戻していくが、その姿は薫子の狂気を呼び覚まし、次第に薫子の行動はエスカレートしていく。それは果たして愛なのか、それともただの欲望なのか。過酷な運命を背負うことになった彼らの先には、衝撃の結末が待ち受けていた――。
※NHK特集ドラマ 12月24日(月)「アシガールSP~超時空ラブコメ再び~」を含む
(C)2018「人魚の眠る家」 製作委員会
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