劇場版「ドラゴンボール」20作品記念作品となる『ドラゴンボール超 ブロリー』(12月14日公開)のワールドプレミアイベントが、11月14日、日本武道館にて開催され、豪華声優陣が集結。野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏、久川綾、古川登志夫、宝亀克寿に加え、長峯達也監督、さらには本作の主題歌「Blizzard」を担当した三浦大知が、スペシャルゲストとして登壇した。

本作は「ドラゴンボール超」シリーズ初の劇場版作品。今まで明らかにされていなかったサイヤ人の原点と、謎の超サイヤ人・ブロリーとの闘いを描く。
ワールドプレミアイベントで登壇陣は、武道館の客席中央に敷かれたレッドカーペットを歩き、1人ずつ登場。その度に客席から声援が飛び、ファン5000人が詰めかけた会場は熱気に包まれた。

本作の声優陣と初対面した三浦は「震えています。震えを抑えるのに必死なぐらい」と感激のお面持ち。登場が最後だったため「この後出ない方がいいんじゃないかとドキドキしていた」と照れ笑いを浮かべ、「自分が好きな音楽で、世界中で愛されている作品に関わることができ、とても光栄に思っています」と誇らしげに語った。

また、野沢は本作の出来栄えについて「本当に素晴らしいんですよ」と太鼓判。「今までで1番いいです。台本を読むと、こういう感じに仕上がるだろうなというのはわかるんですよ。でも、この作品はいい裏切りがありました」と力説した。
迫力あふれるバトルシーンも見どころの1つ。ブロリー役を演じた島田は、アフレコに臨んだ心境を問われ「花火に例えますと、最初は線香花火、それがだんだん破裂していって、後半はスターマイン。それぐらい燃えてやらせていただきました」と熱弁。
最後にメッセージを求められた野沢は「この映画はバトルだけかなと思ったぐらい、ずっとやっていました。仕上がったのを見ましたら、やっぱり台詞は言っています。そりゃそうですよね」と話して会場を笑いに包みつつ、バトルシーンの迫力を改めてアピールしていた。

その後、野沢をはじめとした声優陣は、5000人の観客と共に「かめはめ波」を披露。ワールドプレミアイベントは大熱狂のうちに幕を閉じた。

テキスト・写真:水野梨香
この記事の画像一覧


