俳優の山田孝之佐藤健が15日、都内で行われた映画『ハード・コア』(11月23日全国公開)の公開直前舞台挨拶に荒川良々、山下敦弘監督と参加。佐藤は「孝之君の弟役ということを聞いて、出演を即決しました。僕の役者としての新しい扉を開いてくれた」と新境地開拓を宣言し「やさぐれたかった」と意外な願望を明かした。

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 伝説的コミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」(作:狩撫麻礼、画:いましろたかし)の実写映画化。都会の片隅で細々と生きる権藤右近(山田)と右近の弟・権藤左近(佐藤)たちの前に、謎の古びたロボットが現れたことから、人生が一変するような一大事が巻き起こる。

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 佐藤は「役者として山田孝之が好きで、それで育ってきた。『バクマン。』『何者』で主演したときに、孝之君が出てくれて心強かったし、嬉しかった。だから今度は弟として孝之君を支えたいと思った」と男気出演。それと同時に左近というキャラクターにも惹かれたそうで「台本を読んだ時にこの役をやりたいと無条件で思った。海外に行って肉ばかり食っていたら米が食べたくなるように、その種類と同じ欲求があって。やさぐれたかった。だから本当はこの場にもタバコを吸いながら出ようと思った」と荒々しい願望を口にしていた。

 一方、主演の山田は映画の内容にかけて「平成の一大事件」を聞かれると「6歳から35歳までの一大事件…確かに事件もハプニングもあった。でも報道を前に言えるやつにすると、一大事件じゃなくなる。本当の一大事件を言ったら、俺も平成とともに終わる。事務所に確認しますか?」と理屈をこねてなかなか答えず、年下の佐藤から「めんどくせえな!ここに来る前に考えておけ!」と怒られていた。

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テキスト・写真:石井隼人

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