声優の緒方恵美(「新世紀エヴァンゲリオン」碇シンジ役や「幽☆遊☆白書」蔵馬役など)が、リスナーと1対1のつもりで語りかけるというラジオパーソナリティとしての心がけを明かした。
11月19日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」に、声優の瀬戸麻沙美(「ちはやふる」綾瀬千早役など)がゲスト出演した。瀬戸は、月曜MCを務める緒方と内田彩(「ラブライブ!」南ことり役や「けものフレンズ」かばん役など)に「1人でラジオをやるときのこだわりとかあるんですか?」と質問した。1人でラジオパーソナリティを務めた経験がほとんどないため、今後オファーがあったときに対応できるか心配らしい。
内田は、「誰も頷いてくれるわけではないから、『自分が今話していることは需要があるんだろうか』とか(心配になる)」と1人でラジオ番組をまわすことの難しさを指摘した。一方、ラジオパーソナリティとしてもベテランの緒方は、「自分がラジオのリスナーだったとき、パーソナリティの人と1対1で話している感じ、話しかけてもらっている感じがするのが好きだった」と振り返り、「自分もたくさんの人というよりは、今聞いている人に対してっていう感じで話す」と語った。「だから中学2年生男子みたいなラジオがずっと続いてしまっている」と自虐しつつも、「(ラジオは)密接なメディアだから、そういうんでいいんじゃないかな」と助言した。
瀬戸は、「それは素敵ですね。自分がリスナーだったら、『私にしゃべってくれている』ってめっちゃ嬉しいですもんね」と感心。「作品絡みのラジオや、作品の宣伝のための動画番組に出させてもらうことが主なので、ひとたび(作品を)離れたとき、自分って何しゃべるんだろうって思って、気になっていたんですよね」と質問の意図を改めて説明した。
(C)AbemaTV