夢のカードが実現した。AbemaTV「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」11月23日放送回では、11月トーナメント大会決勝戦の模様を公開。ボクシング元3階級制覇王者の亀田興毅と、新日本プロレス・真壁刀義が拳を交えた。
まさに異種格闘技戦だ。「俺の中では日常。結構なミラクルを起こしている。もう一度魅せる」。前回、確率7万分の1超の激レア役・ストレートフラッシュ(5枚連番&同絵柄)を成立させた真壁は、試合前に余裕のコメント。「攻め切るか、玉砕するか。どちらかでいつもやっている」と、猛攻も予感させた。対する亀田は「やっぱり、そういうので勝つと流れが来てるのかな」と、豪運を見せた真壁を警戒しつつも、「11月は誕生日。きっちり勝って誕生日プレゼントにしたい」と、勝利を誓った。
どちらも、予選では対戦相手を圧倒。誰もが激しいバトルを予想したが、意外にも序盤はジャブの打ち合いだった。「最初に呑まれると、どんどん呑まれていく。駆け引きが上手い」と、真壁は様子見。亀田も「(手の内が)読まれてますね」と攻め切れずにいた。真壁は手札にも苦しめられた。絵札(J~A)が入りまくっていた前回とは打って変わって、今回はローカードばかり。「前回のストレートフラッシュで(運を)全て使い果たしてしまったのか」とGACKTから問われると、「あり得ない話ではないっすね」と回答して周囲を笑わせた。
試合にツキは存在するのか。試合中、GACKTからの質問に亀田は「人生全て運だけでここまで来た」、真壁は「この瞬間にこれをやるって閃きがある」とコメント。どちらもツキは存在するとの見解だったが、今回、ツキが味方したのは亀田興毅だったようだ。第12ラウンド、真壁刀義は「もう一度魅せる」の言葉通り、前回に引き続き激レア役ストレートフラッシュが降臨したが、無情にも、亀田のベットに対して降りた後だった。番組独自ルールの検証タイムで判明したとき「何をやっているんだ、真壁刀義!」とGACKTに突っ込まれた真壁は、「このカードで勝負する勇気がなかった」と肩を落とした。
「完全に魂も心も抜かれてしまった」真壁は、結局、いいとこなしで敗北。試合後は「なに見てんだよ!!」とカメラに逆ギレする始末で、亀田に「やりにくいですね」と苦笑いされていた。次回は12月7日放送。各月の優勝者によるグランドチャンピオントーナメントが開催される。
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