元貴乃花親方(46)と河野景子さんが先月25日に離婚届を提出していたことが26日、明らかになった。
街頭インタビューでは、街の人から「景子夫人の立場からするとそれは当然かなと思うんですけれど、親方からするといろいろ考えることがあるのかな」「元貴乃花親方にとっては悲しいんじゃないですかね。弟子もいなくなって、奥さんもいなくなったら……」という声が寄せられた。
元貴乃花親方と景子さんは今月4日、福岡県田川市で行われた祭りにそろって参加。この時すでに、離婚届けを提出し、10日が経っていたことになる。
その前日の3日、元貴乃花親方は引退について心境を語り、その際に寄せられた、記者からの「(引退して)景子さんは寂しそうな様子がありますか?」という質問に、元貴乃花親方は「それは私と同じで等しくあると思うんですけれど、少し落ち着いたというか。これまでの慌ただしかったことを考えると、ちょっと今は踏みとどまって見ている状態のようですよ」と話していた。
元貴乃花親方は1995年5月、横綱として活躍していた22歳のとき、8歳年上の元フジテレビアナウンサー・景子さんと結婚。平成のビッグカップルとして注目を浴びた。
当時の結婚会見で、元貴乃花親方は景子さんのことを「いつでも自然にいられるんですよね。彼女も自然でいてくれるのですごく楽というか、いいなと思います」と話していた。また「心に何か誓ったことはありましたか?」という質問には、「何があっても2人で一緒に乗り越える気持ちです」と回答。景子さんも「全く横綱と同じです」と答えていた。
1995年には、現在靴職人として活動する長男・優一、2000年と2003年には2人の娘が誕生。力士引退後は“貴乃花部屋”を創設し、景子さんと二人三脚で弟子の育成にあたっていたが、昨年、弟子が被害者となった暴力事件から端を発し、部屋の存続をめぐる騒動に発展。そして今年9月、相撲界からの引退を発表した。
9月25日に行われた引退会見で、貴乃花親方は「家族とかには相談されたんでしょうか?」という質問に「私自身で決めましたけれども、決断いたしました」と回答。「報告もまだ?」という質問には「報告は、私自身で決めたことは『それに沿う』という言葉はもらっています」と話した。
およそ23年間の結婚生活にピリオドを打った元貴乃花親方。テレビ朝日の取材に対し、元貴乃花親方は「先月25日、離婚届を提出し、受理されました。互いに新しい人生を歩もうと話し合い、円満な話し合いのもと同意にいたりました」と報告した。
元貴乃花親方は、3人の子どもの親権について「長男は成人しています。娘2人については私が得ました」と明かし、「引退がきっかけではありませんが、大きな節目として、今回そういうことになりました。あくまで円満離婚です」と離婚を決めた経緯について語った。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)