2002年、テレビ東京に入社し、オリンピック中継や『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』『やりすぎコージー』などバラエティまで幅広く活躍した元テレビ東京アナウンサー・大橋未歩。2013年1月、自身が軽度の脳梗塞であることを公表し、約8カ月の療養を経て現場に復帰。今年からフリーとして独立し、『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)のアシスタントを務めるなど、現場で愛され続けているアナウンサーの一人だ。
今回、12月2日よりAbemaTVのバラステ枠(毎週日曜よる放送中)で放送開始する番組『妄想不動産』に大橋アナが出演決定。番組では「赤の他人でも、家を見ればその人の全てがわかる」をテーマに、43歳独身の“妄想巨匠”ことチュートリアル・徳井義実が、部屋の中の本棚、服や靴、冷蔵庫のお酒からタコ足配線まで、事細かにチェック。大橋アナは、そんな徳井を優しく見守り、時にはするどい視点で指摘する。
AbemaTIMESでは、収録後の大橋アナに直撃インタビューを敢行。収録を振り返った感想や自身の部屋のこだわり、フリー転向後の暮らしについて聞いた。
大橋アナ、AbemaTVバラエティ初登場で「テレ東の深夜時代を思い出します」
「実は就活時代、第一志望はテレビ朝日だったんです。こうしてAbemaTVの番組に呼んでいただけてうれしいです。『妄想不動産』は、ひたすら妄想する番組で、テイストとしてテレビ東京で深夜番組を担当していた時代を思い出しますね。『ここからは地上波で放送できない部分があります』っていうコーナーを見て、ちょっと懐かしいなってテレ東を思い出しました」
2017年12月にテレビ東京を退社し、今年2月からフリーに転向した大橋。『安室奈美恵伝説のライブ映像が復活 WE▼NAMIE FINALアンコールLIVE』などの特番を除くと、AbemaTVのバラエティ番組には初登場となる。フリー転向後の生活について聞いてみた。
「労働は週2~3回前後になって、すごくのんびり過ごさせてもらっています。この『妄想不動産』みたいに『妄想だけする』とか、局アナ時代にはできなかったお仕事ですよね。これからもどんどん新しいことに挑戦したいです」
テレビ番組を作ってくれる制作会社に感謝「ご縁は続いていく」
「いろいろなことに挑戦したい」と、新しい挑戦への意欲を明かす大橋。さらにテレビ東京を退社し、実感したことがあるという。
「いろいろな局に出演させていただくようになって、テレビ番組って本当に制作会社の皆さんに支えられているなぁと実感しています。局が変わっても、懐かしい顔にお会いできることもあるので、続いていくご縁にとてもうれしい気持ちです」
また『妄想不動産』の収録の中で印象に残っている部屋として、「女性のお部屋で、徳井さんが『こういう子の部屋にはホリエモン(堀江貴文)さんの本がありそう』とおっしゃっていて……引き出しを開けたら本当にホリエモンさんの本が入っていた奇跡に驚きました(笑)。さすが妄想巨匠。楽しかったです」と感想を告白。チュートリアル・徳井義実の“妄想力”を絶賛した。
「他人の家に行ったら、同性のお部屋でやっぱり見ちゃうのは水回りですね。『水垢をどのくらい綺麗にしているのかな?』とか気になっちゃいます。男性の場合は、部屋の香り系をどうしているのか。竹串みたいなものが数本刺さっているタイプのアロマディフューザー、あるじゃないですか。以前はそういうのがあると、『結構遊んでいるのかな?』と思っちゃうタイプでした(笑)。お香やスプレーくらいは気にならないですね」
取材中は大橋自身がどのような部屋で暮らしているのか、こだわりのポイントを告白。「実はクセのある部屋で……」と恥ずかしそうに明かしてくれた。
「私自身がクセのある部屋に住んでいるので、番組に出たらかなりツッコミが入ると思います。うちには土間があって、ダイニングテーブルの椅子が6つあるのですが、全部種類が違う椅子だったり、赤いネオンのコーナーがあって場末のスナック風にしたりして、実はこだわっているんです。この番組でいろいろ言われそうですよね(笑)」
今の暮らしについて笑顔で話す大橋アナ。こだわりが詰まった自身の部屋について「“姫家具”が苦手なんです。男っぽいインテリアが好きです」とインテリアの趣向も明かした。いつかAbemaTV『妄想不動産』で、大橋アナの部屋が見られる日も近いかもしれない。
(テキスト:中村梢、写真:You Ishii)