11月23日、『株式会社ニシノコンサル』(AbemaTV)が放送された。キングコング・西野亮廣がさまざまな悩みを抱えた相談者を相手に名案・妙案・オリジナルアイデアを提案する新感覚コンサルティング・リアリティーショーだ。
今回のクライアントは、株式会社オンデーズ代表の田中修治氏。現在<OWNDAYS>は、東南アジアを中心として11カ国で260店舗以上を展開。従業員2,000人以上、年間売り上げ150億円以上を誇る、東南アジアNo.1といっても過言ではない勢いの眼鏡チェーン店だ。
田中氏は同社が海外進出に成功した秘訣について「英語ができなかったんで、それが良かったんですね」と意外な理由を明かす。
当然ながら、西野が「なんで英語が喋れなかったら海外?」と疑問を投げかけると、田中氏は「社長が英語喋れちゃうと、なんていうんすかね……社員たちが『英語しゃべんないといけない』みたいな空気感が」と、トップが英語を話すこと自体にデメリットがあると説明。
さらに「別に英語の勉強しに海外、シンガポール行ってたわけじゃない。お店を広めに行ってるんで」と、英語を話すことが目的ではなかったという田中氏は、「喋るのは、誰かに喋ってもらえばいいじゃん」といった考えで行動していたという。すると、他の部署の社員にも「あ、英語喋れなくていいんだ」という“気づき”が広がっていったそうだ。
「英語はあくまでもツールでしかない」と言い切る田中氏は、「社長が英語喋って、社内で英語できる人たちがメインストリームみたいになっていっちゃうと、せっかく専門分野に秀でた人たちを集めてたはずなのに、これがイマイチ活きない」と解説する。
「ほかの日経企業で、同じように海外に出てきてうまくいってないところを見ると、ちょっと(英語が原因だと)感じます」と推察する田中氏に、西野は「へー! 面白い」と興味津々の様子だった。
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(C)AbemaTV
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