タレント・野呂佳代の35歳のバースデーイベントに、11月27日放送のAbemaTV「チャンスの時間」が密着した。
野呂は、バラエティである「チャンスの時間」ではなくドキュメンタリー番組の密着だと聞かされていたようで、3年ぶりとなる同イベントに対する思いをカメラの前で真剣に吐露。少なくなってしまったファンに、音楽でお返しがしたいと思いバースデーイベントを企画したと経緯を明かした。しかし、このVTRが流れるのは「チャンスの時間」。まじめにリハーサルする様子や、オケではなく生バンドにこだわる様が、NHKの人気ドキュメンタリー「プロフェッショナル 仕事の流儀」のパロディ風に編集されていた。
バラエティでの顔とは違う一面を見せる野呂を茶化すようなVTRに、これを見てはじめて「チャンスの時間」の密着だったと知った野呂は「おかしいと思ったんだよ。ひどいよ!」と嘆き節。MCの千鳥ら共演者は、VTRで野呂が歌手としてのプロフェッショナルな姿を見せるたびに含み笑いを浮かべつつ「やっぱり歌手だね」「声が伸びてるねぇ」「細かいこだわりがあるんだね」などとまじめ風のコメントをした。これには野呂も「もうやめてよ~!」「勘弁してよ!」と恥ずかしがり、笑いを誘った。
VTRの最後では、スタッフが「野呂さんにとってプロフェッショナルとは?」とドキュメンタリーでお馴染みの質問。これに野呂がどう答えたかを、ノブは「ガチで答えるけど、(内容は)激薄です」と前置きしたうえで「ファンを大事にすること」と予想した。しかし、実際の野呂は「プロフェッショナルとは、可愛らしさがあること」と回答。想像を超える薄い答えに、VTRを見ていた共演者たちから笑いが巻き起こっていた。
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