
AbemaTVで放送された「シモネタGP2018シモ半期」(毎週月曜22時00分~)に、すでに予選敗退を喫していたお笑いコンビ・どぶろっくが登場。審査委員を務める大林素子推薦による敗者復活を告げられた。これを受けてどぶろっくは、12月3日に生放送される決勝戦に出演する。
どぶろっくは「2018年歌ネタ王決定戦」で2位に輝くなど、歌ネタには定評がある。2015年からはベース、ドラムなどのメンバーを加えた「どぶろっかーず」としてバンド活動も行っている。

この日彼らが披露した「Sunny Day Love」は、どぶろっかーずの代表曲のひとつ。「バンドマンはボーカルがいちばんモテる。しかしどぶろっかーずには、ボーカルが二人いる。どっちがいいか決め兼ねている女の子たちも多いと思う」という自意識過剰な前提から始まるロックな曲だ。アップテンポなメロディに、江口の伸びる高音。歌詞にさえ耳を傾けなければ、心地よいポップミュージックを聴いているような錯覚にさえ陥る。あくまでも歌詞を聞かなければ……。

「ひとりで悩んでいるなら、太陽の下で」と見事なハモりを披露するまでは良かったが、観客席に向かってさわやかに手を振りながら「Sunny Day、3人でプレーしませんか」と歌で堂々と訴えかけた。その後も「ひとりじゃないから」と人生応援歌のフリをしながら、「ふたりでもないから、3人 forever」と続け、本性まる出し。

演奏も歌も本格的なだけに、視聴者からは「さすがの実力派」「サビまではいい曲だったのに」「ヒットしたら大事件」などのコメントが。中でもYouTube動画コメント欄に寄せられた「疲れている時に聴くと、間違えて涙流しそうになる」は言い得て妙である。
12月3日に生放送される決勝戦は全16組により争われる。漫才、コントが多い中、異彩を放つどぶろっくは、はたしてどのようなネタで会場を沸かせるのだろうか。
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