
40代男女の激しく濃厚なラブ・サスペンスを描いたドラマ『あなたには渡さない』(テレビ朝日系、土曜よる11時15分~)のスピンオフ『あいつには渡さない』第1話が、12月1日、AbemaTVにて配信され、多衣(水野美紀)と矢場(青柳翔)が急接近する展開に、視聴者が騒然となった。
今回のスピンオフは、主人公・通子(木村佳乃)から夫の旬平(萩原聖人)を奪った愛人・多衣と、旬平の下、料亭「花ずみ」で働く板前・矢場(青柳翔)にスポットを当てたストーリー。「花ずみ」で1000人分の弁当を用意することになり、多衣が手伝いに来たことで、矢場の中に特別な感情が芽生えていく。

第1話では、多衣と矢場が2人で後片付けをしていたところに、矢場の元カノが出現。元カノは迷惑がる矢場をよそに、矢場への執拗な愛を爆発させる。見かねた多衣が口を挟むと、やがて女同士のマウンティング合戦に発展。最終的に、多衣は自身と矢場が付き合っていると見せかけ、「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて死になさい!」と強烈な一言を放ち、元カノを追い返す。

役目を終え帰宅しようとする多衣だったが、その顔色は悪く、めまいを起こし倒れそうになったところを、矢場に支えられる。多衣が「大丈夫だから」と言った次の瞬間、矢場は多衣の額に手を当て、さらには自身の額を密着させて体温を確認。動揺する多衣は足早に帰ろうとするが、矢場は多衣を引き留めて厨房に立つ。


熱がある多衣のために矢場が作ったのは、生姜入りの玉子酒。多衣と愛人関係にある板長の旬平から、教わったものだという。そのことを聞いた多衣は、「そうなんだ。私には一度も作ってくれたことないけど」とポツリ。矢場の元カノを追い返した時とは打って変わり、愁いを帯びた表情の多衣に、矢場は心を揺さぶられる。「俺が守ってあげられたら」気づけばそんな感情が生まれていた。

愛する旬平の元へ帰るはずなのに、多衣の背中が寂しげだと感じた矢場は、店を飛び出して多衣を追いかける。そして「風邪、僕が変わってあげたいけどそれは無理なので。せめて…」と、背後から自身の上着を多衣に着せて、バックハグ。驚いた様子の多衣が「ありがとう。でも大丈夫」と立ち去ろうとすると、矢場は多衣の手を握り、「いえ、このまま帰したら、板長に怒られますから」と真剣な眼差しを向けるのだった。この内容に「けっこう面白い!」「キャラが濃すぎて(笑)」「強烈キャラすぎるやろwww」「やべぇ本編より内容ぶっとんでる」「矢場×多衣、めっちゃ良かった」などの声が寄せられていた。
上司の愛する人である多衣に、恋心を抱いてしまった矢場。許されざる恋は、どこへ向かうのか…?『あいつには渡さない』第2話は12月8日(土)深夜0時05分より放送される。
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