酒気帯び運転でひき逃げしたとして罪に問われていた、元モーニング娘。の吉澤ひとみ被告の判決公判で、東京地裁は30日午前11時、懲役2年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。判決が言い渡された瞬間の吉澤被告は特に動揺するようなそぶりは見せず、じっと裁判官の方を見据え判決を聞いていたという。
吉澤被告は9月6日朝、酒気帯びの状態で乗用車を運転し、東京・中野区の交差点で赤信号を無視して進入。男女2人に軽傷を負わせ、そのまま走り去ったとされている。
30日の判決で、東京地裁は「ほかの酒気帯び事案と比べても悪質であり、その場を立ち去った吉澤被告の責任は相当重い」と指摘。一方で、「被害者とは示談が成立していて寛大な処分を求めている」とも述べ、吉澤被告に懲役2年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。
吉澤被告は、判決が言い渡され執行猶予や控訴について説明を受けると小さくうなずき「はい」と答え、裁判官に一礼し法廷を後にした。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)