女優の趣里が4日、都内で主演映画『生きてるだけで、愛。』のティーチインイベントを関根光才監督と行った。

本谷有希子氏による芥川賞・三島賞候補作小説を趣里、菅田将暉、仲里依紗ら出演で映画化。精神的に不安定な無職の寧子(趣里)と、ゴシップ誌編集者で恋人の津奈木(菅田)との報われない愛の姿を描く。
公開後の反響について趣里は「Twitterでメッセージをくれたり、お手紙をいただいたり、私も寧子に共感する部分がある人なので、この気持ちは私だけじゃないんだ!と勇気をもらって感謝の気持ちでいっぱい」とシミジミし「たくさんの素敵な言葉をいただいて…頑張って生きていて良かったという気持ちにまでなった」と大感動していた。

また「自分のことを好きになる事とは?」と哲学的なことを聞かれた趣里は「難しい!私も聞きたい」と悩みつつも「私も自己否定してしまいがちで、私なんてダメだと思いがちだけれど、そのゾーンから抜けてふと周りを見ると綺麗なものが意外とそこらへんにあったりする。そこで『まだ綺麗だなと思える心があるぞ、私!』となる」とモチベーションの取り戻し方を答えていた。
本作を通じて「日々生活して生きていると、苦しい方が目立って、生きづらいと感じることも多い。そんなときに映画や舞台などのエンターテインメントに触れて、ワクワクするような気持ちになることがある。自分も誰かに寄り添っていたいという気持ちがあって、お芝居を頑張ろうと決心したけれど、その気持ちに立ち返れた気がする」と原点回帰実感。女優として「さらけ出すということにもチャレンジできて、私もここから頑張っていかなければいけないと思った」と背中を押されたようだった。


テキスト・写真:石井隼人

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