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 【地球征服「イケメンマネーアース」第9話】テレビ朝日系列で好評放送中の『陸海空 地球征服するなんて』から飛び出したAbemaTV(アベマTV)放送企画第2弾「イケメンマネーアース」の最終回・第9話が放送された。

 「イケメンマネーアース」の舞台は日本から遠く離れたバヌアツ共和国・タンナ島。超イケメンだけどイマイチ売れない俳優と芸人の5人(小澤亮太・庄野崎謙・火物太一・吉村卓也・松代大介)が、“賞金200万円”をかけて、原住民と共に裸で自給自足の生活を送るリアルドキュメントバラエティーだ。

 6日目、ジャングルでの暮らしに慣れてきた5人に、スタッフが特別ルールを提案。これまでは、誰が1番活躍したのかを投票で決め、1番多く票を集めた人が“豚の牙”を獲得していた。最終日にこの“豚の牙”を1番多く持っていた人が、賞金200万円を獲得できるが、今回は前回に引き続き特別ルール。原住民とのダンスの中で「1人ずつ踊りを見せてくれないか?」と言われ、5人の中で最もダンスで評価されたメンバーが“豚の牙”を手にすることに。

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 6日目に行われた運命のダンスバトルの結果、最も村人の票を集めたのは“バク転”を決めた吉村。小澤は一票差で、吉村に及ばず「いつも惜しいんですよ……」と悔しがった。

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 タンナ島で過ごす最後の夜。明日で最終日となり、賞金200万円の争奪戦も最終決戦となるメンバーたち。案内してもらった場所にあったのはなんと“温泉”。火物以外、6日間ほとんど風呂に入っていなかったメンバーたちは「川なのになんでこんなにあたたかいの?」「超あたたかい」「気持ちいい」「しょっぱくない」と感動。

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 実は、5人が案内されたのは川の天然温泉。火山のマグマで温められた湧き水が川となり、海に流れ込んでいるのだ。

 温泉に入りながら吉村は「なんで(イケメンマネーアースの)オーディションに参加したのか」と火物と庄野崎に質問。吉村は滞在中、小澤や松代にも同じ質問をしていた

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 バヌアツ共和国に来る前は「自分と同じ“火物”という名字の人を探したい」と話していた火物。「芸人を22歳で始めて、今35歳で。10年以上続けてきて、気づいたら誰にも認められてなくて……。がむしゃらにやってきたのに、認められてないから誰かに認められたいと思った」と本音を漏らした。

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 一方、庄野崎も「賞金が200万円だから、海外で演技の勉強してこようって思った。本気で挑戦したい」と熱い思いを明かした。

 火物と庄野崎の答えを聞き、「明日考えちゃったりしそうだったから……」と質問した理由を告げる吉村。松代も「聞いたら逆にガチで(勝負が)できるよね。遠慮すると失礼」と宣言し、メンバー5人で絆を確かめ合った。

最終決戦は贈り物対決! ヤケル村に“感謝の気持ち”を込めて

 とうとう滞在も最終日になった7日目の朝、メンバーから「俺たちにしかできないことをしたい」「感謝の気持ちと共に、向こう(村人)が『ありがとう』って言ってくれるようなものを持ち寄って、みんなで最終日の勝負にしよう」という声が上がった。

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 メンバー全員で首長・チャーリーに提案すると、首長は「ありがとう。私たちも真剣に選ぶよ」と快諾。最終日に獲得できる牙は2つ。前回、庄野崎に牙を奪われてしまった松代は引き分けサドンデスを狙う。

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 それぞれ、材料集めや作業に没頭するメンバーたち。庄野崎は「4人みんな大好き。いろいろな思いでみんな参加している。そういうのを抜きにしても、人としていい奴。情も優しさも抜きにして、ここまで来たら(牙を)取るしかない」と意気込みを見せる。小澤は「(一番心に残ったのは)火山。超辛い山登りをして、あんな綺麗なマグマを見られるなんて思ってなかった。そのあとみんなで豚肉を焼いて、おいしいって食べて。戦いの中でも一丸となれた」とバヌアツでの生活を振り返った。

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 松代は「まずは引き分けに持ち込まないと僕は負け決定なので。初日はマジで圧倒された。『ここに本当に住むんだ』って。ちょっと油断していたところもあった。スタッフさんがなんだかんだでホテルを用意してくれているのかなって。でも、普通に『おやすみなさい。頑張って』みたいな」と、予想以上にガチだったことに驚きを告白。

 吉村も「(メンバー)みんな大好きです、今。初めは、この人苦手かもなって思う人もいたけれど、みんなそれぞれにちゃんとした芯を持っていた。今日で200万円決まっちゃいますからね。全員が200万円だったら最高だけど」と、一緒に生活する中で、自分以外のメンバーのいい面に気づけたという。

優勝賞金200万円は誰の手に?  最終日の勝負!

 最後の勝負。最初に、贈り物を差し出したのは吉村だ。「(日差しが強いとき)日陰に行くのを見ていた。こういうのがあるといいんじゃないかなって思った」と話しながら作っていたのは、おしゃれな帽子だった。

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 帽子についた花などの飾りについて「赤が僕のリストバンドの色で、青が庄野崎くん、黄色が火物さん、小さいけどピンクが松代くん、紫が小澤くん。5人のことを忘れないで欲しいという気持ちで作りました」と語る吉村。

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 吉村の帽子を受け取った首長は「かぶってもいいか?」とさっそく試着。「本当に素晴らしい。これは宝物だ。君たちのことは忘れないよ」とうれしそうだ。

 次に「ヤケルの人たちの文化をいろいろ教わったので、僕からは日本の文化を伝えたい」と贈り物を差し出したのは小澤。「子供たちがジャングルでも遊べるように」と、竹で作った“水てっぽう”を紹介すると、実際に使った子供たちから「これ欲しい!」の声が。

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 続く松代が「将来ヤケル村を背負っていく子供たちのために……」と差し出したのは“竹とんぼ”。練習で松代が使い方を見せると、村人から「俺もやりたい」と手が挙がった。村人たちは、受け取った竹とんぼを上手に使い、子供たちも興奮。首長も「こんなに子供たちの興奮する姿は見たことないよ」と太鼓判を押した。

 4人目は庄野崎。「子どもたちにたくさんの笑顔と勇気をいただきました。日本の昔から伝わる文化、おもちゃをプレゼントしたい」と“竹馬”を差し出した。自分で作った竹馬にうまく乗れない庄野崎の代わりに村人が挑戦。短い時間にもかかわらず竹馬を乗りこなした村人は「これなら雨でも足元が汚れない」と絶賛した。

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 最後となった火物が首長に差し出したのは、手作りの椅子。ヤケルの若者たちと協力して作ったその椅子には、日本語で「ヤケル」「ジャパン」「ひもの」、そのほかヤケル村の仲間たちの名前が。その椅子に座った首長は「死ぬまで君との友情と椅子はここに残るよ」と固く誓った。

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 勝者には首長から“豚の牙”のネックレスが2個かけられる。勝者は首長と村人が話し合って決める。“豚の牙”が現在0の松代が選ばれれば、同点となるメンバーが複数出るためサドンデス。他のメンバーが選ばれれば、選ばれた人が優勝者となる。

 首長・チャーリーが左から順に、火物、庄野崎、松代、小澤、庄野崎、吉村と握手をしていく。そして、最後吉村と手を握り終わったところで「君が作ってくれた帽子が一番うれしかったよ。ありがとう」と首長が“豚の牙”を2つ、吉村の首にかけた。

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 テレビ朝日系「仮面ライダービルド」(黄羽役)などに出演し、役者として活動中の吉村。吉村は「ええ?! マジすか……うわわあ……マジで? 本当に? 全然信じられない」と動揺。「200万円を取れなくても(帽子を)あげられたらいいなと思っていた……」と涙目に。2位は椅子をプレゼントした火物だった。

 7日間の自給自足の生活、これで「イケメンマネーアース」は終了となる。共に戦った仲間である松代は「しょうがないですね。ガチでやったんで……」、前半の滞在で吉村と衝突した小澤は「悔しいですね。でも『おめでとう』って言えちゃう俺がいる」、庄野崎は「正々堂々と戦って、僕が負けて吉村くんが勝って……おめでとう。それだけです」と優勝者の吉村を祝福した。

 首長は「我々にとって帽子は知恵の象徴なんだ。それを首長の私にくれたことをみんなも喜んでくれたみたいだ」と吉村を選んだ理由を告げ、「(日本に)帰ってもこの生活を忘れないで欲しい。君たちはヤケル村の一員だ。元気でな」と5人との別れを惜しんだ。

サバイバル生活を終えたメンバーたち……庄野崎の目からは涙

 サバイバル生活を振り返り、火物は「辛いと思って始めたけど、楽しかった」と笑顔。小澤は「きつかったけど、凄さを見せつけらた感じがする。自分も東京帰ったらヤケルの人のことを思い出して『何かできることないかな』って思ったりしそう」、松代は「正直、メンタルにきてたんですが、明るさしか取り柄ないからなって思いながら。5日目くらいからすごい楽しかった」、庄野崎も「めちゃくちゃ楽しかった。辛いことも苦しいこともみんなで助け合って乗り越えた。村人と一緒に過ごしたことも、全部ひっくるめて楽しかったです」と目から涙が。

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 優勝者である吉村にスタッフが「お金を何に使うんですか?」と聞くと吉村は「親に借金300万円あるんで、200万円まるまる持っていきます」と断言。しかし、「時計欲しいんです……ロレックス。かっこいいじゃないですか。いい時計持っている男」と欲望も明かした。

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 7日間のサバイバル生活を終えた5人。後日、スタジオトークでは、優勝賞金の使い道について吉村は「親に決まっている。東京でおろすと新幹線とかで(実家がある)広島まで持っていくのは、怖いから今から(親と)『ATM行こう』って……」と告白。

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 吉村は「ATMを操作している最中も左に父親、右に母親がいて両脇をがっちり固められながら本当に僕が全額振り込むのかをずーっと見られていた」という。「『そんなことしなくても本当に振り込むから!』って言ったけど、振り込んだ後にようやく(親が)笑顔になった」と全額、親に渡すことができたことを明かした。

 小澤が「何か5人でやりたいよね」と投げかけると、松代から「またみんなでバヌアツ行きたい。普通に(ヤケル村の人たちに)会いたくならない?」と提案が。優勝者の吉村が「会いたいけど、まだ“おかわり”は要らない!」と叫び、笑いを誘った。

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