12月1日深夜、『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(AbemaTV)が放送された。
翌日に「M-1グランプリ2018」の決勝戦を控えた今回の放送では、芸人たちがゲストに登場してトークをすることに。しかし、冒頭から竹山は「単刀直入に言うと、(M-1に)興味がないんですよね。申し訳ないですけど」と苦笑する。
「紆余曲折ありまして、いま1人になってまして、漫才をやってないもんで」と語る竹山は、現在M-1の参加資格が結成15年目までであり、若手を対象にした大会ということで「甲子園みたいなものですよね」と、自分とは距離がある大会だと語る。
かつてはM-1に出場していたという竹山は、当時について「ずっと2回戦負けとかで、どうしようもない芸人だったんですよね」と振り返る。しかし「2003年にね、ちょっと生まれ変わりだすんですよ」と、その大会ではコンビとして実力を発揮し、1~3回戦を予選1位で勝ち進んでいったという。
ところが3回戦を終えたあとに「細かく計算したら(結成)11年目じゃないか?」と事務局に指摘されたことから、カンニングは“ルール違反”を指摘されてしまう(当時の参加資格は活動開始から満10年以内)。
「3回戦目のネタで、僕が『11年目だ!』って言ったのもあるんですけども」と、ネタの内容も原因の1つだったと明かした竹山。この事態に主催側も「絶対ダメだ」「いいじゃないか」と意見が別れたそうだが、カンニングは「それだったら出ません」と自ら身を引いたのだとか。
ところが、その際に制作の朝日放送テレビ(ABC)サイドから「恐らく来年の春から『笑いの金メダル』という番組を始める」「それで今回は勘弁してくれないか」と、M-1辞退と引き換えに“お土産”という形で新番組のレギュラーを打診され、竹山は「もちろん」と快諾したそうだ。
竹山は「確か2003年かなんかに、僕のM-1はすべて終わりましたね」と、カンニングとしての“青春”の一幕を振り返っていた。
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