映画『ドラゴンボール超 ブロリー』（配給：東映）の公開を記念して、12月7日、新宿バルト9にて、ブロリーの登場した過去3作品の劇場版を上映する「DRAGON BALL THE MOVIES Blu－ray発売記念ブロリーナイト」が開催され、初登場からブロリーを演じてきた声優の島田敏がゲストとして登場した。
同イベントでは、ブロリーが登場した旧作劇場版「ドラゴンボールZ 燃えつきろ！！熱戦・烈戦・超激戦」（1993年3月公開）、「ドラゴンボールZ 危険なふたり！超戦士はねむれない」（1994年3月公開）、「ドラゴンボールZ 超戦士撃破！！勝つのはオレだ」（1994年７月公開）の3作品を一挙上映。
「ドラゴンボールZ 燃えつきろ！！熱戦・烈戦・超激戦」の上映が終わったばかりの興奮冷めやらぬ中、「カカロット…！まずお前から血祭りにあげてやる…！」という台詞と共に島田は登場。敵役でありながら、「ブロリー」の名前が冠されたイベントが行われるほど大人気のブロリー。島田は「25年も前に登場したキャラクターがずっと支持されてきて、25年後にまたブロリーにフォーカスが当たることなど、などなかなか無いと思います…！本日集まったブロリーファンのみなさんはそんな歴史の目撃者であると思います！ありがとうございます！」と熱いコメントをし会場を沸かせた。
すでに過去劇場版の3作品に登場しているブロリーだが、島田自身もこんなに登場することになるとは思っていなかったという。そんなブロリーファンに大人気の数々の名言が存在するが、そんな中でもっとも好きな台詞を問われた島田は、「俺が化け物…？違う…俺は悪魔だーー！」と披露。再び会場を沸かせた。
ブロリーはドラゴンボール史上“最強の敵”と言われているが、「最強だと思うものは？」と問われた島田は「もちろんそれは孫悟空役の野沢雅子さんです！」と即答。島田は実際に最新作映画『ドラゴンボール超 ブロリー』のアフレコでのワンシーンを再現。圧倒的なバトルシーンを終えたばかりで燃え尽きた島田自身を、野沢はバトルシーンを終えたばかりなのに普段と変わらない様子で「敏？大丈夫？」と声をかけ背中をさすってくれたという。そんな姿を見て「まさにレジェンド」だと感じたと語った。
また翌週12月14日（金）より公開となる最新作、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の見どころを問われた島田は、「１・ストーリー、２・音楽、３・画です！」と回答。「最新作で改めて過去が描かれたサイヤ人たち物語が見どころです。今まで明かされなかったストーリーがここにきてクリアになって、いろいろなパズルがピタリとおさまったような気持ちでした」と語った。
最も大変だったアフレコ時のエピソードを聞かれると、バトルシーンをあげ「今攻めているのか、守っているのかわかるように台本に印をつけて下準備をしていたが、台本を追えないほどのスピード感で描かれていたので大変だった」と回想。自身の演じるブロリーの見どころに関しては「戦闘民族サイヤ人としてのブロリーと、反面ピュアで繊細な部分の二面性を演じることができたのでそこに注目してほしい」とコメントした。
(c)バードスタジオ／集英社 (c)「2018 ドラゴンボール超」製作委員会
