放送中のアニメ「SSSS.GRIDMAN」で新条アカネ役を演じて人気を集めている上田麗奈が、同アニメの舞台裏を明かした。どんどん孤立していくアカネ役に入り込むあまり、周囲と上手く話せなくなってしまったと苦笑した。
12月10日に生放送されたAbemaTV「声優と夜あそび」に、上田麗奈がゲスト出演した。「SSSS.GRIDMAN」の中でも人気を誇るキャラクターであるアカネについて、上田は、「突拍子のないこともするけど、動機としては、みんながわかるようなこと。何かコトを起こすのに、そこまで大きなエネルギーが必要じゃないんですよね」と分析した。
小さなことでイラつくような部分、好きな人ほどいじめるような部分には、アカネと自分を重ね合わせているらしい。「根本に『みんなに好かれたい』とか『何でも思うようにいったらいいのに』という気持ちがアカネにはあって、私も通ずるところがあるんですが、そこにアカネ特有の孤独みたいなものがある。普通の女の子なんだけど、そこに孤独があるというのを大事にしたい」とアカネを演じる上で意識していることについて語った。
アカネ役に入り込むあまり、飲み会で一言もしゃべらないまま帰ったこともあるそう。「SSSS.GRIDMAN」現場では毎週のように飲み会が開催されていたが、物語の中でアカネがどんどん孤立していくにつれて、上田自身も周囲と上手く話せなくなってしまったことを明かした。上田は、「何かしゃべったら嫌われるんじゃないか、みたいな。全然しゃべれない結果、『うふふ、あはは』だけ言って帰ったことが何回かあります。すごく苦しかったです」と苦笑いで振り返った。
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