キンコン西野、審査員を務め「大会終わりにインスタで悪口言われたら嫌だな」 | エンタメ総合 | ABEMA TIMES

　12月11日(火)、東京・ラフォーレミュージアム原宿にて、「Rethink Creator AWARD」＆「CREATORS MATCH AWARD」が開催。特別審査員として、お笑い芸人・絵本作家として活躍する西野亮廣が出席し、「Rethink Creator AWARD」の受賞者などを発表した。

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　クリエイターズマッチが「JT Rethink PROJECT」協賛のもと、今年8月より実施している新プロジェクト「Rethink Creator Project」。本プロジェクトの一環として、コンテスト「Rethink Creative Contest」やアワードを実施している。

　活躍したクリエイターを表彰する「CREATORS MATCH AWARD」と、「JT Rethink PROJECT」の企業広告を選ぶ「Rethink Creator AWARD」では、ゲストとして、西野の他、面白法人カヤック代表取締役CEOの柳澤大輔氏、美ら島沖縄大使の鯨本あつこ氏、プロフェッショナル＆パラレルキャリア・フリーランス協会代表理事の平田麻莉氏が出席。メンバーは、特別審査員・各審査員賞のプレゼンターとして登壇した。

　「たばこを吸う人と吸わない人の心地よい共生を目指す」といったプロジェクトテーマを背景に募集した「JT Rethink PROJECT」企業広告の受賞者を発表する「Rethink Creator AWARD」。同アワードでは、応募者が暮らす地域をRethinkして(視点を変えて考え)、その地域の魅力を今までにない切り口でアピールする作品やアイデアの中から「Rethink Creator賞」「JT Rethink賞キャッチコピー部門」「Rethink Creator賞ポスター部門」を選出する。

　「Rethink Creator賞」優秀賞は菅真佑紀氏の、かわいいイラストがポイントになった北海道を描く作品に決定した。さらに、「Rethink Creator賞」審査員賞・西野亮廣賞は、秦亜紀子氏の作品に。この作品に対し西野は「シンプルに一番好き。しじみがおいしそうに見える内容だった。僕はこねくり回したのが苦手なので単純に。僕は大好き。好き嫌いで選んじゃったので大会終わりに、インスタなどで悪口言われたら嫌だなと。それだけはお願いします(笑)」と、話題のネタを絡め、笑いを誘っていた。

　「Rethink Creator賞ポスター部門」グランプリは、「トマトが、美味しすぎるけんくまもと県！」というコピーを入れ、赤いトマトを被った女の子を主役にしたポスターに決定した。審査員は「インパクトのある絵が気に入った」と評価した。また、「JT Rethink賞キャッチコピー部門」グランプリは、「『モクモク』より良い音があるはずだ。」(山口泰尚氏)に。「ネガティブな擬音がポジティブに変わる可能性があることに気づかせてくれた」ということから選出された。西野は「たばこって音で考えたことなかったから面白いですね」とコメントした。

　続いて、「JT Rethink賞ポスター部門」グランプリは、「思いやりからできること」として、「好きだった煙草を変えた　妻が前より近くなった　我慢、させていたかな　いままでありがとう」という文字と共に、モノクロで写した老夫婦の後ろ姿にフィーチャーしたポスター作品(岩橋恵理子氏)に決定。評価ポイントは、「遠くない未来が描かれていると思う。温かみも感じさせる。共感性が高いコピー。いくつになっても夫婦の距離を縮めるには遅くないということが描かれている」というところだった。

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　一方、「JT Rethink賞キャッチコピー部門」優秀賞は、宮坂穰氏・宮嶋沙季氏が受賞。2つの作品は、吸わない人が吸う人に対して思う矛盾した思いをストレートにコピーにした「吸うとき、離れてくれるのが嬉しい。離れてしまうのがさみしい。」(宮坂氏)、吸わない人の根本の気持ちをシンプルに力強くコピーにした「一緒にいたい、ただそれだけ」(宮嶋氏)というもの。後者に対しては「たばこやたばこに関連した言葉が入っていないのも良かった」と、鯨本氏は評価していた。

　さらに、「JT Rethink賞ポスター部門」優秀賞は、「マメ知識の要素が、人に語りたくなるような内容」だということで、「たばこしよう」という山陰地方の方言を入れた田口紗織氏の作品に決定した。

　その後の第2部では、クリエイターズマッチに登録済みのパートナークリエイターの中から、前期に活躍した人を表彰する、今年で5回目を迎える年に1度の祭典「CREATORS MATCH AWARD」を実施。ここでは、「ルーキークリエイター」として下田裕美氏、「ベストレスポンスクリエイター」として亀井智子氏、「ベストキャパシティクリエイター」として下田裕美氏、「ベストクオリティクリエイター」として平山実氏、「MVC(細部に渡って品質の高かったクリエイター)」として秦亜希子が表彰された。