14日、乃木坂46の井上小百合の1st写真集『存在』のお渡し会が開催された。
この写真集は『乃木坂工事中』(テレビ東京)の番組の中で明かした"写真集をつくりたい"という井上本人の希望が叶ってのもの。タイトルも自身で決めた。「つくることが決まった時は、自分のやりたいことというよりも、これまで支えて下さった方々への恩返しを形にしようと思いました。だから隅々まで感謝の1冊です。(タイトルは)自分が何者なのか自分ではわかりませんが、支えて下さるみなさんのおかげで井上小百合という存在があると思うで、そういう意味も込めて決めました」。
ロケ地は、4、5年前に「日曜日に洗濯物をしてはいけない」という話を聞いたことから関心を深め、旅番組を見ては憧れを膨らませてきたというスイスを選んだ。「想像を超える美しさで、本当に嬉しかったです。アニメで見たように、ヤギと寝そべったりしたいと思っていたんですが、意外にすごい剣幕で襲ってきて。命がけで餌を上げている表情が写っているので、笑いながら見てほしいです」。
お気に入りのカットは、テーブルに着いて、視力検査のように木のスプーンを右目に当てた一枚、「念願だったハイジムラで、スイスの伝統料理をワクワク待っている最中の写真です」。
事前に公開された、水着のカットも話題を呼んだ。「写真集は"7年目に叶えたい夢"だったんですけど、逆に言うとそれまでは出したくなかったというか。そのくらい薄着で出るのも苦手なんです。だから水着はこれが最初で最後だと思います(笑)。(自己採点は)いろんな人の気持ちを込めて100点。もちろん見た人が"良いな"と思ってくれればそれで」。
この日は井上の24歳の誕生日でもあるが、発売日の12日は、実は出産予定日だったのだという。「すごく心に来たとお母さんが喜んでくれました。24年前も待ちに待っていた日で、その24年後も待ちに待った日になった、24歳も、とにかく元気に過ごしたいですね」。着用している白いワンピースは、名前の由来である白いユリの花をイメージした。「実は実家のユリの花を小さく載っけていただいているので、探してみてください」。
来年はミュージカル出演も控え、新しい仕事にも取り組む井上。3日には4期生もお披露目され、グループとしてもますます活躍が期待される。「すごく可愛くてびっくりしました。私と10歳くらい離れている子もいるので、どんな会話をしたらいいんだろうって思っていたんですけど、とてもしっかりしていて、ダンスも一生懸命。もう『インフルエンサー』まで踊ってて感心しました。私も頑張らないと!」