
『発注歓迎!リベンジャーズ』がAbemaTVのバラステ枠(毎週日曜よる)で放送された。今回も過酷ロケに挑んだ次長課長・河本準一。1ポーズあたりギャラ2万円の「東京コスプレマラソン」で、“助っ人”の美人コスプレイヤーとタッグを組み、東京マラソンのコース(42.195km)を辿った。

この企画では普通のマラソンではなく、ギャラに換算される服を交換しながら時間内にゴールを目指す。出発地点は東京都庁、ゴールは皇居の和田倉門。朝9時からスタートし、タイムリミットである夜12時までにゴールに着かなければ、どれだけ服を交換しようがギャラは0円だ。
【過去記事】
タイムリミットが迫る中、美人コスプレイヤー・立花はると合流した河本。レースクイーン業界でも有名な立花は「日本レースクイーン大賞2017」で新人賞グランプリに輝くなど、コスプレ以外でも活躍の幅を広げている。

靴のサイズが合わず、動かすたびに足に激痛が走る河本。思わず途中でしゃがんでしまった河本が「とにかくいい靴を履きたい」と呟くと、居酒屋の呼び込みを行っている男性を発見した。
気さくで明るい男性の名前は、居酒屋「きんちゃん家」店長の小澤さん(愛称マッチ)。サンダル履きに居酒屋の制服を身につけている小澤さんは、河本に握手を求めながら番組のルールを聞いてくれた。

小澤さんは「おお!いつでも脱げますよ」とノリがいい。河本は「交換してくれたら、お店の宣伝もできる」とアピールすると、小澤さんは「全然大丈夫です」と快く応じてくれた。河本が今履いている靴があまりにも合っていないため、多少歩きづらくてもサンダルの方がマシだという。さらに、立花の悪魔コスプレの衣装と交換してくれる人を探すため、店内を捜索。
食事とお酒を楽しむお客さんに向かって河本が衣装の交換をお願いすると、五十嵐さんという女性が手を挙げてくれた。夫婦で飲みに来ていた五十嵐さんは、結婚4年目だという。
河本とマッチが店内の一室で衣装を交換する。ノリのいいマッチにパンツ交換もお願いしてみた河本だったが、さすがにNGだった。立花と五十嵐さんも、靴のサイズがぴったりだったため無事全身交換できた。セクシーな悪魔の衣装に着替えた五十嵐さんもノリノリで楽しそうだ。
この時点で、河本は7ポーズ、コスプレイヤーは3人で5ポーズ。ボーナスも含めると、ギャラは30万円に到達した。しかし、ゴールまでの23キロを4時間でゴールできなければ没収されてしまう。
以降、なかなか服を変えてくれる人がおらず、サンダルで走り続ける河本。

午後10時15分を迎え、日本橋28.5km地点を移動する河本と立花。立花が「お兄さん、ちょっと!」と呼びかけて足を止めてくれたのは、アルバイト帰りの男子大学生だった。大学生の茂木さんは、河本の必死のお願いの結果「OK」を出してくれた。
しかし、交換するのは靴だけでなく全身フルコーディネートだと聞いた茂木さんは、衝撃を受けた様子で考え込んでしまう。河本が「皆カメラ越しに今、優弥を見ている。ここで換えたらヒーローだ」と懸命に説得。服の交換も承諾してくれた。

半袖のポロシャツにエプロンをかけ、足元はスポーツサンダルという“店長ファッション”で登場した茂木さん。河本が「自宅はどこ?」と尋ねると「横浜です」と答えが返ってきた。予想以上に距離があったため、河本と立花は罪悪感に苛まれていた。
「距離的にもう時間内のゴールは無理」ということで、スタッフに“救済措置”をねだる河本。23時前に内幸町駅に着くことができれば、救済措置のヒッチハイクが使えることになった。だが、23時まであと10分しかない。

必死に走り続けた2人は、ギリギリ22時58分に内幸町駅に到着。ヒッチハイクが許可されたが、運転手や同乗者と服とパンツを交換することが必須条件だ。

せっかく救済措置が設けられたのに、ヒッチハイクがなかなかうまくいかない河本と立花。開始から45分経ち、男性2人が乗る1台の車が止まってくれた。乗っていたのは、三本木さんと友人の2人。職場の先輩と後輩という関係で、仕事帰りだという。河本が番組の趣旨を説明し、立花と2人で土下座しながら頼み込む。


交渉の結果、「車にある服に着替えてからの交換なら……」と三本木さんが了承。着替えが完了した時点でのタイムリミットはあと4分。ゴールである和田倉門の青い看板の場所を目指し、車で向かう。
途中の赤信号でもどかしさを味わう中、視聴者からもAbemaTVアプリに「ぎりぎり?」「いや、無理だろ」などのコメントが寄せられる。

車を降りてからも河本と立花は必死に走り、11時58分に無事ゴール。思わず涙を流す立花に河本が「三次元も捨てたもんじゃないだろ?」と呼びかけると、立花は「人ってあったかいですね」と感激。

今回のコスプレマラソンでは、全部で15回衣装をチェンジ。悲鳴を上げる体を引きずってギャラ38万円を受け取った河本は「初めてです。マジで『これじゃ足りない!』と思ったのは」と過酷ロケに本音を告白した。
最後に感想をスタッフから求められた河本は「体力的にきつかったよ。でも、始まれば終わるから」と、親指を立てながら夜の街に消えていった。

