佐藤健が主人公を演じるNHKスペシャル「東京ミラクル」が1月13日(日)よりスタートする。「東京ミラクル」では、人々を魅了するような、世界最高の美食、複雑かつ正確無比な鉄道網など、「東京」を様々な分野で切り取り、現場ドキュメンタリーや歴史を物語っていく。

2020年に向けて、世界から注目を集める東京。このシリーズでは、訪れた外国人が驚く、さまざまな東京ミラクル現象を取り上げ、ミラクルの現場のエネルギーを描き、ミラクルがなぜ生まれたのか、ドラマ形式で歴史を掘り起こしていく。
第1回のテーマは、食の都・東京。東京の飲食店の数は、15万軒と世界一。食の都・東京を支えるのは、世界最大の魚市場・築地である。築地の仲卸たちは、食材の選別から食べ頃、調理法まで、食のすべてを料理人に教えてきた。今回の移転で美食都市にどんな変化が起こるのか。
そもそも東京で外食産業が発達したのは、終戦直後だった。お腹を空かせた人たちが集まったのは、築地。鮮魚こそ乏しかったが、料理人たちは限られた食材を工夫し、少しでもおいしいものを食べさせたいと多くの屋台が並んだ。日本人にとって、食べることは生きることでもあった。俳優の佐藤健演じる現代の若者が、終戦直後の築地にタイプスリップし、築地の知られざる物語を目撃する。




「東京ミラクル」第1回は2019年1月13日(日)午後9:00~9:49(総合テレビ)放送。
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