
2006年から、毎年恒例で放送されている『相棒』元日スペシャル(テレビ朝日系)。2019年の『元日スペシャル』(1月1日、午後9時)では、大地真央、西岡德馬、及川光博らに加え、仲間由紀恵が産休明け初となるドラマ出演を果たすことがわかった。
2019年の『相棒』元日スペシャル『ディーバ』は、西岡徳馬扮する大物代議士・敦盛劉造のひ孫が誘拐された事件からスタートする。誘拐犯は、「記者会見中のシャンソン歌手・神崎瞳子(大地真央)に告発文を読ませろ」と指示。その告発とは、大手生命保険会社の社員の死に関するものだった――。犯人の目的は告発なのか、ならばなぜ誘拐事件を起こし、劉造や瞳子を巻き込むような手の込んだことをしたのか…。
杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が事件の謎を追う中、ついには関係者が殺害される事態も発生。元日スペシャルならではの濃密かつスリリングな物語が展開していく。

社美彌子(仲間由紀恵)が『相棒』に登場するのは、『season16』の最終回『容疑者六人~アンユージュアル・サスペクツ』(2018年3月14日放送)以来。今回は“警視庁広報課長”として、誘拐からはじまる一連の事件を注視していく立場となるが、はたして美彌子は事件、そして特命係にどう関わっていくのか?
【仲間由紀恵コメント】
――産休後、初のドラマ撮影ですが、どのような気持ちで撮影に臨まれましたか?
今年2月、『season16』の撮影に参加した後、産休に入らせていただきましたが、出産を経てまた『相棒』からの復帰、ということでとても嬉しかったですね。また皆さんにお会いできることも楽しみでしたし、元日スペシャルから参加させていただけることも大変光栄に思いました。今回、『相棒』おなじみのシーンに出演することができたので、それも嬉しかったです。
――ご自身の心境の変化などありましたら教えてください。
そうですね…。でも、現場に来たらいつもどおりの『相棒』の雰囲気が広がっていて、いい緊張感の中で撮影することができました。“変わらないものがずっとここにある”、という感じで、懐かしいというよりも、また、いい空気の中に戻ってくることができたな…という感覚でした。
――水谷豊さん、反町隆史さんとはどんな会話をされましたか?
最初にお会いしたときに「おめでとう」と声をかけていただきました。より一層頑張って、緊張感を持ちながら美彌子を演じていかなきゃいけないな、と思いました。
――久しぶりの『相棒』の現場で感じたことは?
水谷豊さん、反町隆史さんのお2人が醸し出しているのだと思うのですが、『相棒』の現場は“大人の撮影現場”という雰囲気なんです。お2人は作品づくりに関して、いい意味での緊張感を持ちながら、でもどこかリラックスして臨んでいらっしゃるんですよね。しかも絶対的にお2人のほうがセリフ量も多く撮影も大変なのに、時々現場に入る私やゲストの皆さんとも気さくにお話をされて、素晴らしい空気づくりをしてくださるんです。それが相乗効果を生んで、大人の雰囲気が生まれるのだと思います。
――『season13』での初登場以来、度々、美彌子として『相棒』に出演されていますが、美彌子を演じてきて、キャラクターについて新たに発見することは?
美彌子は最初、右京さんと敵対するような立ち位置からはじまり、だんだん亘さんと食事するシーンが出てきたりと役が広がってきて、私も「あれ? こういう感じもありなんだ」と驚いたことも…(笑)。もちろん上司と部下という厳しい関係性もありますが、“正義”を抱える人たちが関わり合って事件を解決していく中に美彌子も存在しているので、自分も柔軟に役を広げる意識を持って演じています。
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