今年の「JR SKISKIキャラクター」は男女ダブル主演・伊藤健太郎と松本穂香に決まり、20日の都内でお披露目された。
二人は、異性がときめくゲレンデマジックを再現しようとスノーボードウエア姿で登場。イメージキャラクターに抜擢された二人は、新たな取り組みとして、スマートフォンを縦にして撮ったWEB動画に出演する。その内容は、グループでの盛り上がりに加え、男性目線や女性目線で撮った恋模様を描くものもあるそうで、延べ十数本のCM作品を取り揃える。
WEBプロモーションを打つのは、メインターゲットである20代男女に訴求するため。伊藤は「今回撮った映像のように、スキー場に行った男女グループが、動画を撮ることは今や当たり前で、真似しやすい」とコメント。「同じような画(え)の構成で撮っていくことが楽しいかも。是非とも、ブームが起きてほしい」と促した。
CM撮影は11月下旬から12月上旬の数回、某スキー場で撮影。伊藤にスノーボードの腕前を尋ねると「小学生のときからスキーとスノーボード。でもゲレンデ行ったのは3年ぶりだったので、撮影が本当に楽しかったです」と振り返った。
一方の松本は、今回が雪山デビュー。それでも撮影3日間のうちに、コース全体を滑走できるまで上達したそうで「(伊藤の手ほどき)先生が良かったので」とコメント。マンツーマン指導のお陰だという。
男女カップルの距離がスキー場で縮まること「昔のスキー映画で見たことがあります」と伊藤。松本は恥ずかしそうに「(インストラクター役も務めた伊藤が)雪山で見たらもっとカッコイイ。自分が気になっている人だったら、確実に好きになるだろうな…」とポツリ。
記者がすかさず「本当に好きにならなかったのですか?」と質問すると、松本は少し間をおいて「えっと…えっと、素敵でした」と返答。そのやり取りに、照れていた伊藤は「どんな質問をするんですか」とツッコミ、笑いを起こしていた。
テキスト・写真:野原誠治