23日、秋元康氏がプロデュースする新グループ『ザ・コインロッカーズ』のお披露目会が都内で開催され、今日は13~19歳(平均年齢16.9歳)のフレッシュなメンバー(学校の都合で欠席した1名を除)が登壇した。
今年9月から練られていたという構想は「”国民的ガールズバンド”を生み出すこと」。41名という大所帯の理由は、楽曲ごとにメンバーを選抜するシステムだからだという。
数多くのアイドルグループを手がけてきたヒットメーカーの秋元氏だが、ガールズバンドのプロジェクトは初。メンバー募集の際には「夢は弾いてかなえろ」というキーワードを掲げ、楽器、バンド経験の有無を問わずオーディションを重ねてきた。
秋元氏は「今日ここにいる40名は、一見バラバラに見えますが、乱反射してキラキラしているメンバーだと思います。僕だけじゃなくて、ワーナーミュージックのたくさんの人にも参加してもらって、選んだ。よくある採点方式ではなくて、全員がこの人を(グループに)入れたいと思った41名です。今は何もできないかもしれないが、ここにいるメンバーはみんなに選ばれたと思ってやってほしい。自分の思いを何に向けているかが大事。夢を見る原石を集めているので、お互いが磨きあっていけばいい」とコメント。
これまでアイドルというカテゴリーを扱ってこなかったワーナーミュージック・ジャパンの小林和之CEOは「最初20名ぐらいかなと思っていたのですが、まさか41名という規模になるとは。さすが秋元さんだと思った」と感想を語った。
デビューは、来夏の予定。現時点では、個々の名前、詳しい経歴が明かされておらず、今後、ライブ配信サービス「SHOWROOM」上で発表されていく。当面の目標はバンドアーティストにとって憧れのライブ会場「Zepp Tokyo」(キャパシティ約2700人)を満員にすること。「1年後(2019年12月23日)のワンマンライブ、完売です」との宣言も出された。