26日、北野日奈子(乃木坂46)の1st写真集『空気の色』のお渡し会が開催された。
“きいちゃん”の愛称で親しまれる北野は、友人の勧めで応募した乃木坂46の二期生オーディションに2013年合格。2014年の8thシングル『気づいたら片想い』で初選抜、正規メンバーに昇格後は、ファッション雑誌『Zipper』の専属モデル及び連載を行うなど多方面で活躍を見せた。
一方、アンダーメンバーと選抜メンバーの狭間で悩む事も多く、2017年には体調不良で一時活動を休止。活動について様々な不安があったことを自身のブログでも明かしながらも、ファンの声が支えとなり2018年春頃からグループに復帰した。
そんな“復活の次世代エース”待望の写真集である『空気の色』では、休業明けすぐにスウェーデンに旅立ち、異国の地で自分を解放した新しい北野日奈子を見る事が出来る。
北野は、「空気の色って誰にも答えられない色だと思うのですが、この写真集も見る人によって色の違いを楽しんでもらえると思います」とタイトル『空気の色』について説明。「写真集のスタッフさんに『気を張りすぎず、写真集と思わず、楽しく毎日を過ごしていれば大丈夫だよ』と言ってもらえたので、緊張したけれど楽しかったです」と素の“きいちゃん”で撮影に臨んだとのこと。
自身のお気に入りだという、雪景色での犬ぞりのショットについては「犬が大好きなので、どうしても犬ぞりがしたかったのですが、雪がすごくて撮れるか不安で。でも無事に撮影出来て嬉しかったです」と笑顔。「北海道出身なのでしんしんと雪が降る北欧から選びたいなと思っていました」とロケ地選びについても明かした。
今回初解禁となったランジェリー姿だが、驚くべきは雪の上で撮影したということ。「寒いな~と覚悟は必要だったのですが、外でランジェリー姿になるのは写真集だからこそ出来たことだと思うので、乗り越えられて良かったです」と北野。このランジェリー姿と共に注目なのが、現地で髪を切るシーン。ファーストカットは自分の手で行い、今までの自分からの脱却をイメージしているという。
写真集全体の出来を見た自己採点については、「控えめにいって“無量大数”です!(笑)(この写真集は)私の大切な宝物なので、宝物には点数はつけられません。でもつけるとしたら、この世で一番大きい数字です!」と満面の笑顔。この点数は、歴代の乃木坂46写真集の「自己採点」の中でもダントツの1位であろう。
活動再開と節目の年となった今年を「活動を再開して最初は不安も大きかったんですけど、成長出来た年でした。この写真集をきっかけに新しい自分になれた」と振り返り、年末年始に控えているイベントについて「4年連続で紅白歌合戦に出演させていただいているのですが、今回は(西野)七瀬さんの最後の紅白のステージでもあるので、七瀬さんを後押し出来る様な乃木坂46らしいパフォーマンスが出来ればなって思います」と意気込みを見せる。
今後の目標について、「みんな色々な場所で活躍していて嬉しい。自分も頑張らなくちゃって思います」とメンバーへの思いを語りながら、「動物がすごく好きなので、いつか動物愛護のボランティアをやりたいですし、動物番組に出たいです」と、来年の活躍が期待できるコメントを残した。