俳優の大泉洋が27日、都内で行われた映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(12月28日公開)の公開前夜祭に高畑充希、三浦春馬、前田哲監督と参加した。

撮影期間中に三浦とスナックでカラオケを楽しんだという大泉は「春馬君は歌が上手。春馬君の『走れマキバオー』は素晴らしいです。あんな上手な『走れマキバオー』は初めて聴いた」と絶賛しつつも、三浦の珍選曲を暴露。それに三浦は「自信を持ってお届けしました」と照れていた。

高畑もミュージカル出身だけに大泉は「3人とも歌が好きなので、一度3人でカラオケに行って周りを気にせずに歌いたい」と願望を語り、楽曲については「今年はやっぱり『グレイテスト・ショーマン』かな?『ディス・イズ・ミー』、『フロム・ナウ・オン』がいい。課題曲を決めて、音源を送って練習したい」と大ヒットミュージカルナンバーをリクエスト。これに三浦は「本格的なものですね!」と驚きながらも「練習しなきゃなぁ」と満更ではないようだった。

難病・筋ジストロフィーを患いながらも明るく自由奔放に生きた34歳の鹿野靖明(大泉)と、彼に出会って変わっていく人々の人生を描いた実話ベースの感動作。
タイトルにちなんで酒樽ならぬバナナジュース樽でヒット祈願の鏡割りも、大泉は「さっきからずっと甘い匂い。ジュースが飛び散ったらえらいことだよ。時間が経ったら酸っぱい匂いがするよ」と不満げで「酒でいいだろうと私は思っていますよ。なんでバナナジュースを入れるの?何に金をかけているんだ!」とブーブー。それでも乾杯でバナナジュースを口にするや「超美味い!バナナジュース最高!」と落ちをつけていた。
テキスト・写真:石井隼人
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